タネ・苗交換会を行いました
10月1日、タネ・苗交換会を行いました。この催しは、さっぽろタウンガーデナーや花と緑のボランティア団体のみなさんがご自宅や活動先の花壇で育てた植物のタネや苗を持ち寄って交換する会です。

タネ・苗交換会は、「植物を交換しながら、育て方などの情報も交換できる」と花と緑のネットワークの催事の中で一番人気のある催しです。
今年は51人の方が参加して、会場は花と緑と人とでとてもにぎわいました。
参加者それぞれが持ってきたタネや苗をテーブルに並べ、欲しい植物を1つ、2つと手にすることで「交換」をするタネ・苗交換会。
増えすぎた宿根草を株分けする際に作ったポット苗や、水に挿して発根させた苗、開花後に採って乾燥させたタネなど、みなさんが気に入って育てている植物だけあって、どれも花壇でのパフォーマンスに優れた植物ばかりでどれにしようかとても迷います。
花が好きな人同士、その場にいる誰とでもすぐに打ち解け、一緒に苗選びをしている姿、「お久しぶり~」と再会を喜ぶ姿も見られます。
中には、以前交換会で譲り受けた植物を大きく育てて苗やタネを作って提供する方もいらっしゃいます。
たくさんあった植物はアッという間になくなり、会場は欲しかったタネ・苗を手にした方の笑顔があふれました。
事務局からは、北区の登録団体「百合が原花壇を造り隊」から譲りうけたガウラの苗を提供しました。百合が原花壇を造り隊の活動先には、ガウラが全体に配置され、株の周りにはこぼれ種で増えた小さなガウラの苗がたくさん生えていて、なるべく根を切らないように堀り出したものです。

「元々このガウラは花壇を造りはじめた時に北区あいの里の団体から譲り受け、とても助かりました。今度は以前の私たちと同じようにこれから花壇をはじめようとする方等にお譲りすることができて嬉しいです」と会のみなさん。
「今年も楽しかったです」「自分の提供した苗をもらってもらえてよかったです」などと、みなさん満足した様子で会場を後にされました。
また来年もタネ・苗交換会でお会いしましょう。




