さっぽろタウンガーデナー「はなふる」ガーデンエリア研修見学会
7月30日(金曜日)、2022全国都市緑化北海道フェアのメイン会場である恵庭市「はなふる」ガーデンエリアの研修見学会を開催しました。
今回は、ガーデンアイランド北海道理事長・恵庭花のまちづくり推進会議会長である内倉真裕美さんに案内していただきました。
恵庭市で都市緑化フェアを誘致することができた理由、都市緑化フェアに向けて複数の分科会を設け、市民が主体的にフェアの準備をしていること、都市緑化フェアに向けて会場周辺も花で彩る楽しい計画を立てていることなども教えていただきました。
この場所の魅力のひとつが「公園」であること。だそうです。普段ガーデンには行かない親子連れなどたくさんの方がこの場所を利用してくれるそうです。
各ガーデンの概要を説明していただいた後は、いよいよガーデンツアーです。
「はなふる」内にある7つのガーデンは、それぞれ異なるコンセプトでつくられています。
農畜産物直売所に隣接した場所にあるのは、えこりん村のキッチンガーデン。見て楽しい、美しい野菜の数々。「安全・安心」の無農薬栽培にこだわっています。
乾燥を好む植物を砂利(グラベル)に植えているグラベルガーデン。どんな場所でも庭づくりができる可能性を感じます。
元の地形を生かしたデザインで自生種を主体とした自然な植栽が楽しめるプレイグラウンド。園路の途中にある石にも目を奪われます。“ながれ“をたどって散策するといざり川へと合流します。
市民が講習会や写真展を開催し、交流する場と活用できる建物と庭がある暮らしを恵む庭。自宅で取り入れやすいキッチンガーデンや草花の組み合わせに皆さん興味深々でした。
大きなカステラが焼けるお庭では、ダイニングテーブルの中央にハーブや野菜があったり、まわりに果樹やハーブは配置されていたり、ステージのようなライブラリー空間もあります。春から2週間ごとに変化する植栽計画も来る人を楽しませてくれます。夏にかけて徐々に草丈の高い植物に変化し、秋には植物の間で子どもたちがかくれんぼできる程の高さに生長するそうです。
ミチノモリは、“道”と“未知”がかけられており、未知の美しさを楽しんでほしいとの願いが込められています。春の芽吹きから冬の雪景色まで、四季で移り変わる森の姿が凝縮されています。10年後、20年後の姿も楽しみなガーデンです。
虹色の鳥は、一年草、宿根草、球根、グラスが植えられています。日当たりの良い場所にある“虹色“という表現がぴったりの彩り豊かな花のガーデンです。このガーデンの一年草は「はなふるデイズ」というイベントを行い、ボランティア協力のもと、植え替え作業を行っています。美しい花畑は、ピクチャースポットとしても最適です。花畑の間に並んで記念撮影をどうぞ。
どれも、言葉だけでは言い表せない、魅力的なガーデンばかりでした。
季節ごとに表情が変化する「はなふる」のガーデンへ皆さんも是非、足を運んでください。
第39回全国都市緑化北海道フェアは2022年6月25日から2022年7月24日の約1カ月間の開催となります。






