コミュニティガーデンとまちづくり
8月3日(水)に、「さっぽろ花と緑のまちづくりワークショップ in 中央区」の一環で、「地域にひろがる 地域をつなげるコミュニティガーデン」というテーマで集まりを開きます。
先日、その際にお話いただく「新琴似六番通り街づくりクラブ(以下、新琴似)」と「伏見ガーデニングサークル陽だまり(以下、陽だまり」に打ち合わせてを兼ねて見学に伺い、活動の様子を拝見しました。
「新琴似」では、以前から六番通り沿いの道路残地で取り組んでいる「みんなでつくる花壇」などのコミュニティガーデンに加えて、今年から野菜のガーデンにも取り組みはじめました。

近隣の中学生の子どもたちも加わって、苗植え、草取り、堆肥場づくりなどが行われています。

近所のおじさんが毎日熱心にお世話をしていることもあって、雑草もほとんどなく、子どもたちは自分で手掛けた小松菜やトマトの味見もしました。

NPO法人 ひとまち育てI&Iの方から、スイカの受粉について教わったり、野菜づくりの知恵も学んでいます。
「陽だまり」は、伏見公園の花壇や、近隣のます花壇の管理に取り組んできましたが、先日バスターミナルそばの空き地にコミュニティガーデンをつくりました。

できたてほやほやのガーデンの様子をみせていただいたり、ます花壇の草取りに同行させてもらいました。冗談を交わしながら楽しそうに作業をされていて、今年新しく加わったばかりという方も、以前からのメンバーにすっかり溶け込んでいる様子でした。メンバーの一人がお裁縫の先生ということで、「陽だまり」のメンバーはおそろいの手作りユニフォーム(エプロン)とかわいい花のバッジを身につけています。

作業後には別のメンバーが用意した手作りジャムやお茶をみんなで味わいましたが、私もご相伴にあずかり、幸せな気持ちになりました。

8月3日のワークショップでは、上記の団体の方々に加えて、「NPO法人 人まち育てI&I」の坂本純科さんにもお越しいただきます。
札幌や全国のコミュニティガーデンについて、「陽だまり」のみなさんのコミュニティガーデンづくりのようすについて、「新琴似」の野菜づくりの取り組みについてお聞きして、コミュニティガーデンを幅広い角度から学び、夢をひろげてみたいと思います。楽しい集まりになると思いますので、ぜひみなさんお越しください。
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地域にひろがる 地域をつなげる コミュニティガーデン
【日時】
8月3日(水)13:30~16:00
【会場】
中央区民センター つどいA・B(中央区南2条西10丁目)
中央区には、地域の人たちが参加してつくる「コミュニティガーデン」が増えつつあります。どんなガーデンなのか、どうやったらつくれるのか、などお聞きします。
1)コミュニティガーデンってなあに?
NPO法人 人まち育てI&I(坂本純科さん)
~札幌や全国のコミュニティガーデンについて
2)はじめてのコミュニティガーデン【中央区】
伏見ガーデニングサークル陽だまり
~今年から取り組んでいるコミュニティガーデンづくりのきっかけや、プロセスなど
3)長く続けるヒントと新しい試み【北区】
新琴似六番通り街づくりクラブ(秋山忠継さん)
~「みんなでつくる花壇」以来の活動の積み重ねと、新しく始めた野菜づくりの試みについて