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園芸のちから

 11月もあと10日ほどです。もうすぐ師走なんて、時の経つのが早すぎます。まちなかでは、すでにクリスマスの準備がはじまっています。




 時間の流れに遅れを取らないようにと、いま事務局では、12月上旬に発行予定の会報や、2月に開催予定の「花と緑のまちづくりフォーラム」の準備中です。

 会報では、「園芸と福祉」というテーマで、活動団体やボランティアの方々などをご紹介する予定です。そのために資料を調べたり、タウンガーデナーの方などにお話を伺ったりしています。

 そんな中で、素敵な言葉をみつけました。園芸の作業に携わった精神障がい者の方によるものです。どういった内容かというと、園芸をするまでは億劫だったけれど、作業をしたら元気になった、「命ある植物を育てるお手伝い自体に植物と人間が相互に助けあうエネルギーがあるのではと感じました。植物は僕に植えてもらうことで助けられ、僕はその行為によって植物に助けられたような感じを受けました」というものです。

 障がいのあるなしに関わらず、ガーデニングに携わっている方は、生き生きしていて若々しく、エネルギーに満ちているなあ、と思います。

 その元気のヒミツを、先述のことばがピタリと言い当てているようで、なんだか感動しました。

※先の言葉は、園芸福祉に力を入れている大阪府の公園協会発行のパンフレットでみつけました。