「スロウな小径」収穫祭
7月6日(火)から市民ホール前に設置していたコンテナ・ファーム「スロウな小径」。8月25日(水)に収穫祭が行われました。
札幌市立中央小学校の児童たちは、市民ホール前で「いもほり大会」です。

私は、同時開催の【大人の環境学習「北海道の麦」】講演会と【麦穂のリースづくり】に参加しました。
「北海道の麦」については、江別製粉株式会社の本田さんからお話しがありました。小麦の自給率は14%で、ほとんど輸入に頼っているそうですが、国内生産量の62%は北海道産なのだそうです。「ハルユタカ」や「ホクシン」など、いろいろな品種が作られています。パンやうどんなどで口にする事も増えてきましたよね。

つづいて、麦穂のリースづくりです。欧米では、麦を収穫した際に一部を庭先の棒にくくりつけ、小鳥たちにおすそ分けする習慣があるそうです。そこで、私たちも小麦でリースをつくり、小鳥たちに収穫のおすそ分けをしようというわけです。
作り方は「花屋 佐藤花光」の代表、佐藤義光さんに教えていただきました。

フローラルテープを巻きつけたワイヤーを輪にしてから、短く切った麦の穂先を、輪に沿うようにフローラルテープでぐるぐると巻きながらとめていきます。


手順は単純なのですが、全体のバランスを取るのがむずかしい・・・

完成です!はじめてにしては、なかなかの出来じゃないですか?

のんびり作って1時間ほどで出来ました。しばらくは室内で楽しんで、寒くなったら庭さきにかけて、小鳥たちにおすそ分けしようと思っています。
この日は約20名のさっぽろタウンガーデナーさんが参加してくださいました。
簡単に楽しくできたので、自宅でもやってみる!という方もいらっしゃいましたよ。ドライフラワーでつくると、冬の間も花が楽しめますね。

