楽しいです~持ち寄り品で庭の紹介
現在行なっている東区でのワークショップの一環で、参加者の方々から庭の写真や花を持ち寄っていただいて、自宅の庭や活動の紹介をしあいました。
開催日は8月11日で、まさにお盆休みの真っただ中。お墓参りや里帰りで大忙しの人も多く、参加者は少数でしたが、話し始めると、どんどん盛り上がってきて、賑やかになりました。
オープンガーデンをしているKさんは、あでやか、かつ、清楚なバラとクレマティスのガーデンの写真をみせてくれました。参加者のみんなからは感嘆の声。オープンガーデンの苦労話などもエピソードをまじえて聴かせていただき、これからオープンガーデンをしてみたいと考えている方にとっては、参考になる話だったのではないかと思います。
フラワー創遊会のHさんは、活動場所の創成川沿いで旺盛に育っているヒマワリなどの写真を持ってきてくれました。ぐんぐん伸びたヒマワリは、大人の男性の2倍くらいの背丈があります。どこからかやってきた蜂が蜜を吸う姿もうつっています。車が激しく行きかう創成川沿いにこんな空間があるとは。昆虫たちにとっても、人間にとっても、まさに都会のオアシスです。
EM菌をつかった庭づくりをされているもう一人のKさんのお宅では、たとえばトマトが3mほどにも伸びていて、まさにジャングルだそうです。植物の元気の秘訣は、EM菌だそうですが、参加者の中にはほかにもEM菌をつかっている方がいて、話に花が咲きました。あっという間に土に還る生ごみの話、そのおかげで家から一切生ごみが出なくなったこと、さらには環境問題について、などです。EMは、空気を清浄化する効果もあるらしく、みんなの興味がぐんと高まったようです。
こちらのKさんは、トマトも自家採取したタネから育てています。いくつかの団体活動にも携わっていて、園芸の知識や、団体活動へのアドバイスが泉のようにあふれ出してきます。
おいしく食べたアボカドのタネを捨てずにとっておいて、鉢植えにして育てている人もいました。一人暮らしの人などがベランダや窓際のスペースを活用して、お金をかけずに気軽にできそうなことの一つです。なにより遊び心があって楽しそう。
厚別から足をのばしてくれたAさんは、ガーデニング・フォト・コンテストの常連です。自宅の周囲に所狭しとならべた鉢やコンテナはとてもカラフルです。車窓から眺めるのにちょうど良い高さに配置されているので、通りかかった人たちが車をとめて眺め、「きれいだね」と声をかけていくそうです。
かわいい紫の花を咲かせた植物を持ってきてくれた女性もいました。名前が分からなかったそうですが、さすが「~人よれば文殊の知恵」。ツリガネニンジンと判明しました。
話しても話しても話は尽きない…という雰囲気でしたが、時間の都合もあって切り上げました。
持ち寄り品での庭紹介は、今後、他地域のワークショップでもやりたいとおもっています。自分に庭がない人は、お気に入りスポットの写真でもかまいません。雑誌にのっている大好きな花だっていいでしょう。花を切り口にして、たくさんの人とおしゃべりをしたいものです。

