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登録団体活動紹介「カポック」

8月25日(月曜日)花と緑のボランティア団体「カポック」の活動におじゃましました。
下手稲通りを曲がって駐車場に向かう道を車で走っていると、ツィンキャップ前の花壇が目に飛び込んできます。
赤、黄、オレンジ、ピンクの華やかな色の花が満開。ウキウキした気分で花壇に向かいました。

農試公園ツインキャップ周辺の様子

マリーゴールド、ジニア、ニチニチソウ、シロタエギク、コリウスなどの1株1株が見事にこんもりと育っていて、カポックのみなさんは花の中に埋もれるようにして、株の中をかき分けて花がらつみや地面の雑草を取り除いています。プチプチっと花がらをつむリズミカルな音が聞こえ、あっという間に花がらでバケツがいっぱいになってゆきます。

花壇管理の様子
少し草丈の高い宿根草には数人で相談し合った上で支柱を立てる場面もありました。近くに住むさっぽろタウンガーデナーさんが、カポックが活動しているのを見かけて立ち寄り、「カラーリーフの使い方が上手。知識のあるメンバーさんがいて、うらやましいです。」と感心していました。

さっぽろタウンガーデナーが見学している

駐車場と遊具広場との間にある花壇は、春はクリスマスローズの落ち着いた色合いでしたが、今は一年草のカラフルな花があふれんばかりに咲いて、カラフルな遊具にピッタリ。公園に遊びに来る子供達も見てくれているでしょうか。

遊具前花壇の手入れの様子

ツインキャッップ前の花壇にはこの春、根から掘り上げて土壌改良をし、植物の配置をし直して改修した宿根草花壇があります。
珍しいピンク色のカンナがたくさんの花やつぼみをつけ、久留米ケイトウは太くて立派な茎に育ち、ヘリアンサスやガイラルディアがその間で引き立てています。7~8月の異例な暑さの下でも見事に成長していて、「今までは何を植えてもひざ丈くらいにしか育ちませんでした。土壌改良をしたかいがありました。」とメンバーさんは嬉しそう。

ツインキャップ前の宿根草花壇

管理事務所の前は、ヒマワリとキバナコスモスが立ち並んでいます。

キバナコスモスとヒマワリが咲いている

グラスガーデンは配置も素晴らしく、風に揺れる様子がとっても落ち着いた雰囲気です。

グラスガーデンの様子

どの植物も生き生きとしていて、見ているだけで元気になってきます。
育て方をお聞きしましたが、公園で作っている落ち葉堆肥をすきこみ、施肥は1回と、特別なことは行っていないのだそう。
それではこの素晴らしい花景色は、花好きなメンバーさん気持ちがこもったこまめな手入れのたまものとしか言いようがありませんね。

こまめな手入れをしている

農試公園植物ボランティア「カポック」は、毎週月曜日の10時から11時30分まで活動しています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。