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「さっぽろ花と緑のまちづくりフォーラム」杉井講師の作製したコンテナ

フォーラムの公開レッスンの様子
3月23日、ガーデンパレスホテルで「さっぽろ花と緑のまちづくりフォーラム2025」が行われました。
第2部で講師の杉井志織さんが作られた寄せ植えのコンテナをご紹介します。

杉井さんには「花木と草花を使った、春らしい寄せ植え」をご提案いただきました。
木々の間から花が咲き、緑が花と花の間をつなぐ、春ならではの寄せ植えです。
「小鳥の目線で」とおっしゃる杉井さんならではの表現がとても魅力的でした。
・花木は枝ぶりを見てふわっとする向きを選んで配置する。
・同じ花は一直線に並べずに千鳥(ジグザグ)に配置する。
・全体のバランスはシンメトリー(左右対称)にせず、バランスを崩したほうが空間になじむ
など、ポイントがたくさんありました。

杉井氏の作った寄せ植え

屋外の光にあてると、会場で見た時とはまた異なり、春の雰囲気が漂いました。
キンギョソウとバーベナが秋まで咲く中で、斑入りオダマキ、コデマリ、ビバーナム(ガマズミ)が順に開花。
開花後も斑入りオダマキの葉がカラーリーフとして、ユキヤナギの枝ぶりが自然な動きをもたらし、ビバーナムの実が楽しめる、とても考えられた組合せですね。

寄せ植えを上から見た様子

使用している花材は、ユキヤナギ、ビバーナム、斑入りオダマキ、キンギョソウ、バーベナ(宿根性)、斑入りハゴロモジャスミンです。

なお、この寄せ植えは、会場で当選した幸運な方にお渡ししました。