百合が原公園「市民ラン展」に行ってきました
1月28日(火曜日)から2月2日(日曜日)まで、百合が原公園の小温室で行われている「市民ラン展」に行ってきました。
市民ラン展は、「札幌オーキッド.ユー.アーク」、「恵庭オーキッド倶楽部」また一般の方から出展されたランの鉢が展示されています。
グランプリ、準グランプリ、カトレア部門等品種別の部門賞を受賞した作品は、花が大きく、また一鉢からたくさんの花が咲き、堂々としています。
このうち市民賞は、1月28日(火曜日)に来場された方の投票で選ばれ、なんと投票した方には、抽選でランの鉢がプレゼントされたようですよ。

会場には183鉢のランが、大型のラン、中小輪のコチョウラン、カトレアなど部門別に分かれて展示されています。それぞれ、花色や形が異なっていて、とても魅力的です。




札幌オーキッド.ユー.アークの女鹿会長によると、ここ数年で会員数が増えて、今年の展示数は過去最多なのだそうです。
「ここ数年に入会された方も、年を重ねるたびに上手に育てられるようになってね」と嬉しそうに会員さんの育てたランの鉢を紹介してくれました。

この展示会の最終日、2月2日(日曜日)の午後13時から14時30分まで行われる「洋ランの育て方」講習会では、会長さんから鉢の置き場所や潅水の仕方等基本的なことや、ご自宅にある2つの材料で作ることができる特製の液肥の作り方を教えていただけます。
その液肥で潅水したり、葉の表面を2週間に一度拭いて育てると、根が十分に張り、葉が生き生きとし「誰でも上手に花を咲かせられる」そうです。「はじめての方には、中小輪コチョウランが育てやすくてお勧めです。コチョウランは3か月と花期が長いから、4鉢あれば一年中花が咲かせられますよ。」と女鹿会長。会場にある、ピンクや黄色、オレンジのランの花を自宅で愛でることができるなんて、素敵ですね。

ランの栽培には一年中15℃以上の温度を保つことが条件ですが、冬は暖かい室内で、夏はベランダで育てられるので、マンションでの栽培がちょうどいいのだそうです。
百合が原公園では、冬と春にもラン展を行っていますので、是非一度ご覧になってランの花の世界に触れてみてください。

展示会中の10時から15時まで、会員さんによるランの育て方相談コーナーが設けられていますので、是非質問してみてくださいね。