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技術指導講師派遣「ダンボラ」花壇デザイン検討講習会を行いました

南区エドウィン・ダン記念公園の円形花壇で活動している花と緑のボランティア団体「ダンボラ」へ、技術指導講師派遣を行いました。
講師は、ギーズグリーンガーデン代表の熊木 真智恵さんです。

ダンボラでの技術指導講師派遣の様子

まずは花壇を見ながら現状を把握しました。
「シカにギボウシを食べられてしまった」「増えすぎた植物を抜いたら、裸地が増えてしまった」「みんなで持ち寄った植物が少しずつあちらこちらに植えられて統一感がなくなってきてしまった」など、今の花壇で困っていることを相談しました。

花壇の現状を把握している

ダンボラでは、今回の講習会をするにあたり、花壇の図面を作成しました。テーブルの真ん中に図面が置かれ、会のメンバーみんなで図面を見ながら、シカに食べられない植物で花壇の見直しを行います。

「みんなでデザインを検討する時は、写真があると名前がわからなくてもイメージできるからいいですよ」と、熊木さんに植物の写真を貼ったふせん紙を提案いただきました。

植物の写真を貼ったふせん紙

思い切って抜く植物に印をつけ、配置にムラがある植物をある程度規則的に配置し直し、増やしたい植物の場所を決定。

会員が作った図面

アリウムの球根は、ある程度まとめて植えます。ダンボラの管理する花壇は、直径10mの大きな花壇です。
「同じ植物はまとめて植えること」「3つ、4つ、6つ、8つのまとまりを作ること」など、熊木さんにわかりやすいアドバイスを受けることで、次々と図面が埋まり、統一感のある花壇が想像できてきました。

アリウムの配置を考えている

まず、植物を抜いて、残す植物に印をつけて、地上部を刈り取って、球根を植えて、、、、熊木さんのアドバイスを受けて、やることリストがいっぱいになりました。

花壇デザインを検討しているダンボラのメンバー

今ある植物を活かし、新しい植物も試しながら、春から秋までいつも花が咲く花壇を目指すのだそうです。

今後の活動予定を調整して、「11月まで活動しなくちゃ」と、嬉しそうな声が聞こえてきましたよ。

 

この日教わったことを活かして、素敵な花壇を作ってくださいね。

 

今回の講習会は、さっぽろ花と緑のネットワークに登録している花と緑のボランティア団体の技術向上や活動促進を目的として講師を派遣する「技術指導講師派遣」事業の一環として実施されました。