登録団体活動紹介「豊平公園花とハーブの会」スノーキャンドルイベント
1月20日(土曜日)豊平公園で行なわれた「スノーキャンドルの灯りをともそうin豊平公園2024」で、豊平公園職員とボランティアさんが協力してスノーキャンドル作りや設営などを行っている様子を取材しました。

スノーキャンドルは、大きな植木鉢の中に小さな植木鉢をかぶせ、中に雪を圧縮しながら入れて作ります。20日の午前中にも降った雪はフワフワで、たくさんの雪をかき集めながら作っていらっしゃいました。「毎年雪の状態は違いますが、数個作ったら慣れます」とベテランのボランティアさん。頼もしいですね。

植木鉢に雪を詰めてひっくり返して、慎重に植木鉢を外すと、きれいなスノーキャンドルの出来上がり。
スノーキャンドルは会場のいたるところに設置され、16時30分から灯りがともされました。
普段の公園とは異なる、夜の公園のイベントを楽しみに多くの方がいらっしゃいました。

こちらの3名は、ピンク色の氷の並べ方を思案中です。

さて、「この氷のピンク色は何で色を出しているのでしょうか?」
答えはビーツ。生のビーツを細かく刻んで水に浸けて色を出しているのだそうです。
灯りを透かすとピンク色の光を発し、とても目立って多くの方が写真を撮っていました。

アイスボードは、豊平公園で育てた花のドライフラワーや木の葉や実を板状の氷の中に封じ込めたものです。花壇で咲いていた時と同じくらいの鮮やかな色が、白い雪を背景に引き立ちます。キャンドルを灯すと、花や葉の形が灯りでくっきりと浮かびあがりました。


会場には、豊平12分区町内会の方と職員が作った雪像が5体ありました。
大谷翔平選手と愛犬の「デコピン」、豊平区のキャラクター「こりん」と「めーたん」、干支の「龍」、それぞれ自然素材を使った豊平公園ならではの力作でした。

会場準備がはじまった午後からは雪と風が止み、良いお天気の中で作業を進めることができ、多くの方にキャンドルの灯りを見てもらうことができました。


この日のイベントには、「豊平公園花とハーブの会」から11名、「ガーデニング リラの会」からは3名、「豊平12分区町内会」からは3名が参加しました。
みなさん、寒い中お疲れ様でした。