Skip to main content

技術指導講師派遣「秋桜(コスモス)地域を花でかざろう会」

10月21日、札幌市北区篠路で活動している花と緑のボランティア団体「秋桜(コスモス)地域を花でかざろう会」(以下秋桜と省略)で技術指導講師派遣講習会を行いました。
今回の講習会は、9月30日に行ったさっぽろタウンガーデナー講習会「はじめての宿根草」を秋桜でも行いたいとのご要望があり、熊木講師を派遣して実施しました。
熊木さんの講義の様子
9月30日のさっぽろタウンガーデナー講習会「はじめての宿根草」の様子はこちらです。

「丈夫な品種ばかりが増えてしまっている」「次の年に咲かなくなったら困るから思い切って切れなかった」など宿根草の管理ではみなさん困っていらっしゃったそうです。講義では熊木講師に宿根草の種類や定期的に株分けや植え替えなどのメンテナンスが必要なことをわかりやすく教えていただきました。

技術指導講師派遣の様子

大通公園西8丁目花壇へと移動して行った見学会の動画を観ていただきました。参加者はリラックスして、近くの方とお話ししたり、熊木講師に質問したりしながら宿根草の種類や管理の仕方について学びました。

動画を観ているところ
「大通公園にガーデニングリラの会の花壇を見に行きたいです」と参加者さんがおっしゃると、「雪が融けたら、花壇4面で合計1000球のチューリップが咲くので、ぜひ見に来てください」と熊木さん。これから秋桜の花壇でもチューリップの球根を植えるのだそうです。

会場の篠路コミュニティセンターには、秋桜の会員と非会員合わせて20名が集まりました。非会員の方は、コミュニティセンターや地域の商店に貼られたチラシを見て申し込まれたそうです。

会場の様子
非会員の方に講習会の感想をお聞きすると、「今までわからなかったことを教えていただいてよかったです。これから少しずつ学んで庭づくりをしようと思います。」とおっしゃいました。
秋桜の会員さんからは「なかなか大通まで会員が揃って講習会に参加するのは難しいので、来ていただけてよかった」との感想もいただきました。

篠路コミュニティセンターの隣にコスモスが管理している「秋桜ふれあい花壇」があります。春はスイセンとチューリップ、夏はアイ、秋はコスモスなどが一斉に咲きます。
今はアスター類、タカノハススキやパンパスグラスなどグラス類が穂を開き、秋の風情を感じられました。

秋桜のみなさんは、これから講習会で教わったことを参考にしながら花壇片付けをするのだそうです。

秋桜ふれあい花壇の秋の様子