さっぽろタウンガーデナー海老沼さん 「カルチャーナイト2023」での活動
7月21日(金曜日)、「カルチャーナイト2023」が、札幌市内66か所の会場プログラムと36団体によるオンラインプログラムで行われました。2003年からはじまった「カルチャーナイト」は、ふだんは日中だけ開いている公共・文化施設をこの日だけ特別に夜間開放して、ワークショップや施設見学など特別な体験ができるイベントです。札幌駅隣接のエスタプラニスホールでも札幌駅総合開発株式会社主催のプログラム「親子フラワーアレンジメント教室」が行われ、さっぽろタウンガーデナーの海老沼 佳代子さんが講師を務めました。

参加したのは、8組17人。お花が好きなお母さんに誘われて来たというお子さんや、お子さんに参加したいと頼まれたお母さん、この機会にフラワーアレンジメントを体験してみたくて参加した方がほとんどでした。
用意された花材にはひまわりやガーベラ、スプレーカーネーションの他に、隣接する屋上庭園「そらのガーデン」で咲いているへリオプシス、キャットミント、デスカンプシア(グラス)、セダムが、また海老沼さんのガーデンで育てたペパーミントが加えられました。手触りや香りを確かめながら海老沼さんが植物の説明をしました。
下の写真は講師による見本です。
お花の切り方、オアシスへのさし方とさす順番の説明を受けて、早速作りはじめました。
最初の2~3本はお母さんたちのアドバイスを聞きながら、その後はお子さん自ら思い切りよく切って、オアシスに挿しました。海老沼さんは1組ずつ回りながら優しい笑顔でアドバイス。穏やかな雰囲気の中で1本ずつの花と向き合い、集中して作りました。
「1つ1つ、個性があってどれも同じものはない素敵なアレンジメントが出来上がりましたね」と海老沼さん。お子さんも親御さんもひとつずつ、ご自分で作った作品を大切に持ち帰る姿が印象的でした。
このイベントの開催にあたって、8月31日で閉園になる「そらのガーデン」の植物を活かす内容について札幌駅総合開発株式会社からさっぽろ花と緑のネットワーク事務局にご相談があり、海老沼さんを講師にご紹介して実施されました。





