まちづくり体験実習「札幌市役所本庁舎コンテナガーデンづくり」振り返り会をしました
10月29日、札幌市役所本庁舎前コンテナガーデンづくりの第9回目の活動でコンテナの片付けと振り返り会を行いました。

今まで管理してきたコンテナに用いた植物のうち、ギボウシやヒューケラ、ガウラのように地植えにして越冬できるものは希望者が持ち帰ります。
フレンチラベンダー、チェリーセージなどのように屋外で越冬できない多年草は残りましたが、
上手に越冬できる方が管理方法を教え、「それではやってみようかな」と最後にはほとんどの植物が引き取られてゆきました。

市民交流プラザ前の「街なか花いっぱいプロジェクト」花壇のブルーサルビアもみなさんにお手伝いいただいて抜き取りました。

振り返り会では、スライドで今シーズンの活動を振り返りました。
みなさんからは、コンテナに植えた時は少し戸惑いもあったけれども、切り戻しと施肥を繰り返しながら植物のバランスを整え、迷ったときは講師のアドバイスを思い出して最後まで管理でき、5つのコンテナともに管理に満足しているとの感想でした。

谷口講師からは、苗植えの時にすき間が気になるけれども根が育つ場所を十分確保するうえでも最初からたくさんの苗を植えないことが良い結果に結びついたこと。
1つのコンテナの管理を数人で担当し、花選びから管理に携わりお互いに意見を出し合い、花を育てながらお互いに学び合い、コンテナガーデンづくりの活動が様々な情報の交換も行える自主的な活動の場になっていたことを喜んでいただけました。

その後、メンバーさんが所属している「カルガモみどりの会」「ときめき倶楽部」の活動の様子や、自宅マンションの自治会活動で行っているます花壇の管理での様子がみなさんから語られ、ベテランのガーデナーさんからは地域での経験を交えながらこれから活動する方へ「楽しいからぜひやってみて」と暖かいエールも送られました。
経験も活動場所も異なる方が集まった9回の活動で学び得たことが、今後のみなさんの活動のお役に立てれば幸いです。