種苗交換会を行いました

10月12日、カナモトホールで種苗交換会を行いました。
会場のテーブルの上にはたくさんの植物が並びました。

1株ずつポットに仕立てられたたくさんの苗、「越冬できます」「こぼれだねで増えます」とメッセージの書かれた種や苗の数々の中には
山盛りになったオリズルランのランナーを好きなだけ持って行ってというコーナーもあり、バラエティーに富んでいます。

参加者は、並んだ苗をよ～く見て、「これを育てたい」と思う苗を1つ、2つ、・・・と手にされました。

種苗交換会は、年間で一番好きな行事とあげる方もいらっしゃる人気の行事です。

園芸店で苗を買うのとは別の、集まった方との情報交換や名前も知らなかった思いがけない植物との出会いもあるからでしょうか。
花と緑が好きという共通点があり、となりにいる誰とでも親しく会話ができるガーデナーさん同士の交流の場でもあります。

種は、未開封の種や、自家採種した種、花だけではなく野菜やハーブの種もありました。
小分けにした種に、その方の気持ちがこもっているようで、並んだ種を見るだけでも楽しくなってしまいます。

種まき上手なタウンガーデナーさんが多いのも納得。ここでもらった種をまいて育てて採った種もあります。
育て方を聞いて、「挑戦してみるわ」と持って帰る方も多かったのではないでしょうか？

種や苗を持って来る方も、どなたが持って行ってくれるかどうか、少しドキドキしたことでしょう。
たくさんのたねと苗は、次の持ち主が持って帰りましたよ。

続いてイコロの森ヘッドガーデナー、高林氏が講演した「さっぽろ花と緑のまちづくりフォーラム2022」の上映会には、種苗交換会のおよそ半分の方が残って参加されました。

先月行われたエリザベス女王の国葬の際に、テレビに映ったウィンザー城やロングウォークを内包する英国王室所縁のウィンザーグレートパークに庭師の修業で1年間携わった時の広大で美しい植物の画像と、苫小牧市イコロの森や恵庭市はなふるの季節感あふれる植物の画像を参加したみなさんと一緒に楽しみました。

何度観ても、美しくて素晴らしいと思いました。

花と緑のまちづくりフォーラム2022は、さっぽろ花と緑のネットワークyoutubeチャンネルでご覧いただけます。