研修見学会に行ってきました
7月15日、さっぽろタウンガーデナー研修見学会「ガーデンバスツアー」に行ってきました。
ガーデンフェスタ2022協賛会場の「イコロの森」、「銀河庭園」、メイン会場「はなふる」の3か所を回りました。
高速のインターチェンジを降りてからたどり着くまで、しばらく続く林の中の景色を楽しみ、期待で膨らみながら「イコロの森」に到着。昨秋の宿根草講習会で講師を務められ、7月8日の花と緑のまちづくりフォーラムでもご講演いただきましたヘッドガーデナー、高林さんのご案内で回りました。

ローズガーデン、ホワイトガーデン、ボーダー花壇、ドライガーデンをそれぞれ、植栽されている植物の特徴や、デザインのコンセプトをお聞きし、まずは美しい花々に見入り、少し離れて隣り合った植物との組み合わせに感心し、また周囲の木々の中でのあり方に納得し、と様々な視点と角度からガーデンを鑑賞しました。


時折、エッジを美しく見せる管理方法や使っている道具、花切りをする時の位置、など管理方法を私たちにもわかりやすく教えていただきました。


えこりん村に着くと、まずはビュッフェで昼食タイム。野菜たっぷりでヘルシーなお料理の数々とスィーツに心もおなかも満たされました。「銀河庭園」は、ヘッドガーデナーの前野さんにご案内いただきました。

吉谷桂子さんがスーパーバイザーに就任してから花が多く、色彩豊かになって見ごたえもたっぷり。

華やかなエントランス、宿根草との計算された組み合わせが美しいローズガーデン、全部野菜でできたとは思えないキッチンガーデン、過ぎた年月を感じさせないバニーギネスの受賞作品の数々など、日ごろ管理されているエピソードを交え、ガーデナーならではのお話をお聞きしました。


はなふる会場では、恵庭市の担当職員鈴木さんにご案内いただきました。


ガーデンフェスタ北海道開催中にしか見られない大花壇は、ジニアやルドベキアの黄と赤の花色があふれ、レースフラワーやニコチアナの高さも加わってボリュームたっぷり。コンテスト花壇、自治体出展花壇の楽しいアイデアに、感心しました。


自由時間では、道内の有名ガーデンデザイナーが作った7つのガーデンを巡ったり、お買い物をする方もいて、フェスタ期間の展示と賑わいを楽しみました。
会場ではたくさんのボランティアさんからお声かけいただきました。きれいに花で彩られた会場は、街の方たちの笑顔でお迎えされ、とても気持ちの良い場所でした。
参加したみなさんには、参考にしたいところがたくさんあったのではないでしょうか?

5年ぶりに開催されたガーデンバスツアーでしたが、一日のうちに3つのガーデンを、各ガーデンで管理に携わる方のガイドが聞けて、参加した方との交流を楽しみながら満喫できたとみなさん。このような機会を設けることができ、みなさんと楽しい時間を共有出来て、とても嬉しかったです。
お忙しい中、ご案内いただきました各施設のみなさま、ありがとうございました。