さっぽろ花と緑のまちづくりフォーラム2022を行いました
7月8日、さっぽろ花と緑のまちづくりフォーラム2022「庭師が出会った感動の風景」~宿根草の魅力と活かし方~を行い、イコロの森ヘッドガーデナー、高林 初さんにご講演いただきました。
会場には、高林さんが英国王室ウィンザーグレートパークで庭師の修業をした際に出会った景色と、現在管理している庭園の宿根草の美しい画像が映し出されました。

第一部では、ウィンザーグレートパークの季節の移り変わりと植物の管理の仕事について。
敷地の広大さと、シャクナゲやマグノリアなど花木の大きさ、スイセンが一面に咲くスケールの大きさに圧倒されました。

このころから撮りはじめたという落ち葉の写真は、常緑のシバの上に赤黄のコントラストがはっきりして本州出身の高林さんは、特に美しいと感じたのだとか。

2部ではイコロの森やはなふるの宿根草が織り成す景色に誘われました。

初心者にも扱いやすい、いくつかの宿根草を詳しくご紹介いただきました。

芽出しから花が咲き、枯れて霜がついてもなおの移り変わり、前後の植物との組み合わせ、その場の環境との相乗効果など、高林さんが庭師として感じる美しさを見せていただきました。
最後に、「植物管理の仕事は、時につまらなく感じたりすることもあるかもしれません。でも育てているからこそハッとするような美しい瞬間に出会うことができるのでぜひ続けてほしいです」と地域を花で美しくしたいと頑張っているボランティアさんへメッセージをいただきました。
高林さん、会場に足をお運びいただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
なお、この講演会の模様は、配信の準備が整い次第、さっぽろ花と緑のネットワークYoutubeチャンネルで公開いたします。
公開になりましたら、こちらのホームページでご案内いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。