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パンジーの寄せ植え 越冬の様子1

10月14日に登録団体「認定NPO法人 シーズネット」で作った春咲きの球根とパンジーの寄せ植えの講習会の参加者はマンションにお住いの方が多く、今まで鉢物の越冬は諦めていたという声をお聞きしました。そこで事務局でも持ち帰り、講習会でお教えしたように発泡スチロールの箱に緩衝材を詰めた中に保管し、越冬する様子をお伝えします。

講習会の様子はこちらをご覧ください。
越冬前の寄せ植え

12月19日 昨年は根雪になるのが遅く、パンジーは株が太りつぼみをたくさんつけました。
ムスカリとアネモネは葉を出しています。

3節くらいで枝葉を切って整理し、すき間に緩衝材をいれ、発泡スチロールの箱の中に入れました。
マンションのベランダを想定し、一軒家の屋外で雪が積もったら除いて管理しています。

箱に入れた様子 アネモネの葉

箱に入れた様子 屋外の設置

 

2022年元旦、1月2日と最低気温-10℃を下回る寒波に見舞われました。
箱の中のパンジーは葉はカチコチにすっかり凍ってしまっています。ムスカリとアネモネには変化はありません。

霜ついた様子

1月8~10日、最高気温がプラスになりました。蓋を開けてみるとところどころ凍っていた葉が溶けて柔らかくなっていました。
ムスカリとアネモネに変化はありません。

箱の中の様子

ポット苗のパンジーとビオラは、やっと花が咲きだした頃に冬に入りました。

最低気温がマイナスになると玄関フードの中も同じ気温になり、パンジーとビオラのポットは土も葉もカチコチになってしまいます。

玄関フードのパンジー

凍ったパンジー 凍ったビオラ

日中気温が和らぐと、次第に葉は元通りに、茎は立ち上がり花も元通りに開きます。これを毎日繰り返しています。

玄関フードのパンジー 日中のビオラ

玄関フードの中は日が差すと20℃近くになり、12月1月になっても花を咲かせ、少しずつ花を咲かせながら生長します。
今後も雪融けまで観察を続け、お伝えします。