豊平区「ゆめガーデンサポーターズ」へ技術指導講師派遣を行いました。
12月15日、豊平区の「ゆめガーデンサポーターズ」へ技術指導講師派遣を行い、「ガーデンのコニファーを使ったクリスマスクラフト講習会」を実施しました。

午前中に有志のメンバーと活動場所に行って、クラフトづくりで使用する分のコニファーの剪定を行いました。
種類によっては、葉先が鋭利で痛いもの、ヤニがつくものもありますが、立派に生長した植物を利用してクラフト作製できるのは、長く大切にガーデンを管理してきたからこその特権です。
ゆめガーデンの夏の様子です。背が高いのはシンボルツリーのプンゲンストウヒ、ハイビャクシンも数種類あり、緑色の濃いもの、黄緑色、灰白色ものと種類豊富です。


午後の講習会には、11名が参加して花と緑のネットワークの齋藤が座学と実習の講習会を行いました。
みなさんにとって身近なコニファーですが、クリスマスの装飾と日本のお正月飾りに使われる理由についてご説明し、クラフト制作を行いました。

「痛い!」と最初はためらっていた方も、持ち方のコツ得て葉の色形、見比べながら組み合わせました。


今回は、クリスマスをテーマにスワッグ、テーブルアレンジ、リースの中から、各自、好きなものをつくりました。
使用したのは、プンゲンストウヒ、プンゲンストウヒ’ホプシー’、ハイビャクシン2種類、ブルーアイス、ローズダリス、ノイバラの実、アイビー、ゲッケイジュの葉、トドマツなど球果。植物はガーデンと自宅の庭から切り出したのもので、購入したものはありません。

まずは、近年、街なかでも目にする機会が増えたスワッグ作りを講師指導のもと、全員で作製しました。
基本的な作り方を「なるほど、なるほど。」と確認した後は、皆さん、各々にアレンジを加えて、オリジナルの作品をつくっていきます。
互いの作品を「いいね。素敵。」、「こうしたらどう?」と和気あいあいと作品製作に取り組まれていました。

植物の使い方に慣れているせいか、次々に作品が完成していきます。
テーブルアレンジも、生け花のような作品をつくる方、クリスマスの飾りでカラフルに彩る方、色を統一して大人っぽく仕上げる方など個性豊かな作品が完成しました。

クリスマスに限らず、リボンを水引や正月飾りに変更するだけで、お正月期間も楽しめます。また、飾りを取り除いたものは、来春まで長く楽しむこともできますよ。
皆さん、アレンジを加えて引き続き、ご自宅でも楽しんでください。

花と緑のネットワーク事務局では、さっぽろタウンガーデナーと登録団体を対象に、技術指導講師派遣を行っています。
オフシーズン中も、リースやスワッグや樹名板づくりなどのクラフト体験の受け入れが可能です。
ご相談の際は、花と緑のネットワーク事務局にご連絡ください。