登録団体活動紹介「ガーデニング リラの会」
10月27日、登録団体「ガーデニング リラの会」が大通り公園西8丁目の花壇の片付けとチューリップの球根植えを行いました。
公園の木々の紅葉が美しい大通公園にお散歩に来られた方の中には、会の活動を興味深く見ていく方や、会のメンバーに話しかける方もいらっしゃいました。

リラの会の活動では、花壇をメッシュ状に分けて植栽図を作っています。

花壇の中の宿根草にはピンク色のテープに品種名が書かれ、雪融け後に植えてある場所がわかるようにペグを挿してしっかりと印付けされています。図面で宿根草の位置を把握したうえでチューリップの球根を彩りや早咲き遅咲き二段階の咲く時期を考えながらデザインしているそうです。

図面を見ながら配置をした後は、10センチの深さに穴を掘って埋め、上から踏んで土を馴染ませます。

とても大変そうに思えますが、13年間活動を続けてきた会のみなさんは慣れたもの。あっという間に植え終わりました。

植えた後はたっぶりのたい肥でマルチング。リラの会では馬糞たい肥と腐葉土を混ぜて使用しているのだそうです。

「春の芽吹きから開花まで勢いのあるチューリップは見ていて元気をもらえる」「お散歩に来る園児たちが喜んでくれる」やっぱりチューリップは春の景色になくてはならない花だとメンバーさん。各花壇に270球ずつ、4つの花壇を合わせてなんと1080球ものチューリップの球根が植えられているのだそうです。フリルやきれいな色、ユリ咲きとみているだけでウキウキ、ワクワクしてきました!
4つある花壇のデザインは別々のグループが担当しています。今回選んだチューリップの色合いもあるところはカラフルに、あるところは優しい色合いに‥とそれぞれ違う雰囲気を楽しめますよ。下の写真は2020年の春の様子です。

コロナ禍で活動を休まざるをえなくなり、2シーズン続けてメンバー全員でチューリップの開花を見ることができなかったのだそうです。
来年こそは、今日植えたチューリップをみんなで見ることができますように。春が楽しみです!