さっぽろタウンガーデナー活動紹介「ラポール24軒花愛会」
2021年07月07日
7月7日、西区のマンション敷地内花壇で活動している「ラポール24軒花愛会」の活動にお伺いしました。
この日は、赤く熟れたカリンズ(フサスグリ)の収穫を行いました。マンションの掲示板でお知らせして4名が集まりました。

毎年参加している男性は、手慣れたもの。
今年2回目という女性も準備万端。腰にぶら下げたビニールに収穫したカリンズを入れています。
たくさん集まったカリンズは、焼酎に漬け込んでカリンズ酒を作り、マンションの会合がある時にふるまわれるのだそうです。昨年仕込んだカリンズ酒です。とてもきれいな色ですね。
「ラポール24軒花愛会」はマンションに住んでいるすべての方が会員です。花壇の花は、水を汲んだバケツに入れて玄関の目につくところに置いておき、普段から好きな方に持って行ってもらえるようにしているのだそうです。代表の金内さんは、通りかかる方に「お花持って行ってね」と明るく声掛けをしています。
この日はアナベルと白いバラが提供されました。
広いマンションの敷地内に一年草、宿根草、果樹と、場所により植える植物の異なる花壇が数か所にあります。
切り花利用、カリンズの収穫のほか、押し花やドライフラワー作り、少し前には花壇のラベンダーをつんでラベンダースティック作りの講習会を行ったのだそう。普段花壇の手入れを行う方だけではなく、マンションの方誰でも楽しめるように工夫されています。
ラポール24軒の花壇では今、各種アジサイとユリ、トレリスに絡ませたクレマチスがきれいでした。




