西岡公園ボランティア「森の工作」活動取材
2020年12月15日
12月14日から販売がはじまった西岡公園のミニ門松と干支飾り。毎年好評ですぐに売り切れになってしまうと聞き、西岡公園のボランティア団体「森の工作」のみなさんが作っている様子を取材してきました。

売り場にはかわいい門松と干支の丑がたくさん並んでいました。作っているのは、西岡公園の「森の工作」のみなさん。木の実や枝など材料がきれいに収められた工作室で、西岡公園産の材料、ネマガリタケ、カラマツの実、ツルウメモドキの実を順番につけているところでした。
お隣では丑の飾りと着物の帯を使った和風リースの制作中。さて、丑の顔の材料は一体なんでしょう?
正解は、
顔…トチの実の皮
耳…チョウセンゴヨウの鱗片
角…チョウセンゴヨウの実
目…黒豆(黒千石)
お花がついていたり、座っていたり、1つ1つ違っていて楽しい仕上がりです。
売り場には毎年買いに来ているという方が早速いらっしゃって、門松2つと丑の飾りも買って行かれました。
その他の作品をご紹介します。小鳥の家とカレンダースタンドの木工製品、森のリース、バーニングペンで描かれたストラップ、ススキの枝で作ったヒンメリなど、シンプルだけどかわいいものから手の込んだ繊細なものまでありました。
ほとんど全部の材料に使われる木の枝の加工を行っているのは男性のメンバーさん。
木を切って、やすりかけも本格的な機械で行っています。

「森の工作」の活動は、この門松作りをする11月末から12月が一番忙しいそうですが、年間を通してマイペースで行われています。手作りが大好きで西岡公園の自然が大好きなメンバーさんにとっては、すぐに材料と道具が使え、ものづくりに没頭できる落ち着いた工作室がとっても居心地の良い場所になっているようですね。









