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タウンガーデナー永田さんに挿し芽・挿し木を教えてもらいました

中止になってしまった茶話会~植物の増やし方・観葉植物の飾り方~ですが、予定していたタウンガーデナー永田さんの挿し芽の実演を行いましたのでご紹介します。

タウンガーデナー 永田 敏夫さん

ゼラニウムは、親株から先端10cm程をハサミで切り、切り口を斜めにして培養土に大きめの穴を開けたところに挿しました。

親株から切り出す所 土に挿している所

オステオスペルマムは、夏に大きく育った株を秋に挿し芽にしておき、来春に植える苗を作って毎年用意しているそうです。9月中にセルトレーに挿し芽しておき、十分根が伸びて育ったものをポット上げしました。

オステオスペルマムの挿し芽苗 ポット上げしたオステオスペルマムの苗

シバザクラは9月10日に挿し芽しておいたもの。ラベンダーは10月はじめに7.5cmポットに直接挿し木しておいたものだそうです。

シバザクラの挿し芽苗 ラベンダーの挿し木苗

永田さんといえば、アイデア豊富な道具の選び方や使い方を楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか?今回もまさに目からウロコ!のアイデアの一部をご紹介します。

ペットボトルを使った土入れは、ポリポットに土を入れるのにこぼれなくてちょうどよいサイズなのだとか。

ペットボトルを使った土入れ 土入れの使用例

挿し芽にセルトレイを使うと、根が出たかどうかを下の穴から確認できるので、とても便利です。永田さんは、水を受ける透明のトレーは正方形のものを購入し、セルトレイをちょうどよい大きさに切って使用しています。形が揃っていると、とてもきれいですね。

挿し芽の様子 下から根が出たかどうかの確認

セルトレイと水受けのトレーの間に隙間がない場合は、セルトレイに1つ空きを作って水やり用にしているのだとか。わずかな隙間から水やりをしようとして失敗したこと、ありませんか?こんなアイデアがあったのですね。

セルトレイの1つを水やり用にしている所

種まきや挿し芽・挿し木をして苗を作り、地域の方と一緒に花壇を花でいっぱいにする活動を行っている、永田さん。毎年相当な数の育苗をしているそうですが、道具を工夫したりきちんとした管理があってのことですね。

みなさんもぜひ、参考にしてみてください。