屋上の温室「ソルガーデン」には花がいっぱい
2020年01月22日
屋上の温室「ソルガーデン」で活動している「東札幌病院ボランティア いずみ」に真冬でも花が咲いていると聞いて取材に行って来ました。
10月に技術指導講師派遣で植え替えをした植物「クロボウシ」にはキクのような小さな黄色の花が満開でした。ロゼット状の黒い葉の中心がのびて花が咲いています。
アザレアも秋に植え替えをしたら見事な満開に。ストレリチア(極楽鳥花)は毎年長い期間花を咲かせるのだそうです。
シクラメンは見たこともないような珍しい種類がそろっています。シクラメンを育てるのに適した「涼しくて日の当たる場所」はどこかと温室内で探し、この場所に落ち着いたとメンバーさん。
花期が終わってしまった花びらを水に浮かべ、自宅の庭から摘んできたノイバラの実がテーブルの上に飾られていました。「こういう気配りがなかなかできなくて、いつも感心しています」テーブルで本を読んでいる方といずみのメンバーさんの会話に花が咲くようです。
取材している間にも6人の患者さんや家族の方、職員の方がソルガーデンに来て本を読んだり、いずみのメンバーさんと話したり思い思いに時間を過ごしていらっしゃいました。
「患者さんに生き生きとした植物を見てもらいたい」と、たくさんの鉢の水やりに葉の状態の観察とこまめな管理をしているメンバーさん。それぞれ自分の得意なことを活かし、お互いに尊重しあって楽しく活動していました。
「東札幌病院ボランティア いずみ」では、週に一回年間を通して活動しています。
興味のある方は
東札幌病院(TEL:011-812-2311) ボランティアコーディネーター白石 典子さんへご連絡ください。








