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シクラメンとポインセチアの管理方法を聞きました

クリスマス期間に花屋の店先を飾るシクラメンとポインセチア。毎年新しい品種が並んで楽しませくれますね。贈り物として、またはご自分で購入して今手元にあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

シクラメンの画像

そこで豊平公園緑のセンターの相談員の石垣美深(みゆき)さんにシクラメンとポインセチアの管理の仕方についてお聞きして来ました。

シクラメンは冷涼な気候を好む植物で「涼しい日向」がよく、25℃以上になると生育が悪くなるので日中は20℃、夜間は12~15℃が適温なのだそうです。日中は日当たりの良い窓際に置き、夜間は部屋の中心に移動するようにするなど少し管理に気を使う必要があるとのこと。

またシクラメンは加湿に弱いので土の表面が乾いたことを確認してから水やりをしましょう。シクラメンの根元をよく見ると球根が土から半分ほど表に出ていますが、球根に水をかけないように鉢の縁から静かにたっぷりと受け皿に水が出るまで与えることもポイントです。1つの葉に1つの花を咲かせるシクラメン、たくさんついているつぼみを咲かせて冬の間の花を楽しんで下さいね。

ポインセチアの画像

ポインセチアは「光の当たる暖かいところ」がよく、日中は20~30℃、夜間は15~17℃が適温で15℃を切ると葉が落ちてくるので気をつけましょう。葉が大きくて乾燥しやすいので、霧吹きでこまめに水分補給を行います。水やりは乾かし気味が良く、土の表面が乾いてからたっぷり与えます。冬の間に少しずつ緑の葉を落としてだんだんさびしくなってしまいますが、6月前後に植え替えて剪定をすると、生育期に新しい枝葉を展開します。

どちらも花が終わった後の植え替えが必要になり、夏には半日陰の屋外に置いたほうがよいなど管理方法が冬とは異なります。どうも最近元気がなくなってきたと思ったら早めに豊平公園緑のセンター(TEL:011-811-9370)へお問合せください。

シクラメンとポインセチア、どちらも扱いが難しい点がありますが、花期が長く花のない時期の彩りになりますので、この機会に管理方法を覚えてみてはいかがでしょうか?