登録団体「カポック」活動紹介
西区八軒の農試公園で活動している登録団体「カポック」の活動を取材して来ました。カポックでは、活動内容をメンバーが自主的に決めて活動しています。花壇は3ヶ所に分け、くじ引きで2~3人ずつを選んで担当箇所のデザインをしているのだそうです。

ツインキャップの入口に向かって左側の花壇では、ヒマワリの花がたくさん咲いています。デザインを担当した方に聞きますと、開花までの日数と花色の異なる5種類のヒマワリを混ぜてランダムに植えているのだそう。よく見るともう種がついているものとこれから咲くもの、草丈の高さも大中小とが混じって花とタネになる姿(シードヘッド)の両方楽しめます。

ツインキャップ入口の右側にはハンギングバスケットが並び、サンルームの周囲に花壇があります。

6月29日に農試公園で行われたさっぽろまちづくりガーデニング講座でカポックの皆さんがハンギングバスケットの講師をした時に見本で使われたハンギングバスケットもありました。暑い日が続いて花の数は多くありませんがいろいろな種類の葉がきれいでした。

サンルームの丸い建物に沿った花壇には、白、ピンク、青、赤、オレンジ、黄色の6色のウェーブの形に植栽されています。歩いていると3mごとに繰り返されるウェーブは鮮やかに色が変化します。


公園の入口の花壇もカラフルではなやかです。
作業の合間の立ち話も楽しそうでした。

サンルームには観葉植物が置かれ、緑に癒されます。
今年の夏の蒸し暑い気候が合ったのか、花を咲かせた種類もあったそうです。

観葉植物のハンギングバスケットが柱にかけられています。
オリズルラン、アイビー、ペペロミア、アジアンタム、カラテア、ヤシと色や形の異なる植物が入っています。どれも違っててどれもいいですね。

外の作業の後に冬の間のサンルームの窓辺を彩るゼラニウムの挿し木をしていました。ちょうど今ぐらいからの気温が挿し木にはちょうどよいとのこと。このような先を見越した作業もメンバーが自主的に行っているのだそうです。

カポックの扱う植物は一年草、宿根草、観葉植物と種類が多く、植栽する植物も苗を購入するものもあればタネから育てたり、挿し木で増やすものもあり、一年を通していろいろな技術を学ぶことができます。ベテランのメンバーに植物の名前を聞くと、名前だけではなく性質や育て方も教えてもらえ、常にそのような会話があって、積極的に学び合う姿勢がよい刺激になりますね。
まだまだ花がいっぱいの花壇です。お近くにお越しの際には是非ご覧ください。