さっぽろタウンガーデナー研修見学会「恵み野見学会・ランチ交流会」を行いました
7月10日、内倉真裕美さんに案内していただいてオープンガーデン中の恵み野のお庭をめぐり、花さんぽストリートなど恵み野のまちづくりを見学しました。

オープンガーデンは、それぞれの庭主さんによって植えてある花やスタイルも様々です。庭全体のデザイン、フォーカルポイントの作り方、細かいところまで可愛らしくする見せ方などどこも見てもため息が出るほどすばらしく、参加者は写真を撮り、庭主さんに管理の仕方を熱心に質問していました。


建物の周りをぐるっと回ったり、起伏のある中に通路を作ってあったり、アーチや壁を利用したりと見どころがたくさんあって、まるで花の迷宮に迷い込んだかのような時間を過ごしました。
ある庭主さんはニュージーランドのクライストチャーチを訪問して「これからは自分で楽しむ庭ではなく周りの人にも楽しんでもらえるような庭にしよう」と思い、庭をつくり直してオープンガーデンをはじめたのだとお話しくださいました。

恵み野商店会の協力店一つ一つの店とデザインから話し合って作り上げた「花さんぽストリート」は植栽スペースを半分以下にして宿根草を植え、メンテナンスを楽にできるよう工夫が凝らされています。それぞれのお店に合ったデザインが楽しく、公共の花壇に参考になるアイデアにあふれています。


恵み野中央公園通りでは通りに沿って植栽された、たくさんのアナベルがこれから見頃を迎えます。これは地域の子どもたちと一緒に植えて池から水をくんで育てているもので、「人と花が広がっていくんですよね」と内倉さんはうれしそうにお話しされていました。
恵み野のまちを見学したあとは、内倉さん、2人の庭主さんとランチを一緒に食べました。それぞれのテーブルで話が盛り上がり楽しいひと時をすごしました。
「恵み野のまちは毎年毎年進化しています。ぜひまた恵み野に来てください」と内倉さんからご挨拶があり、楽しくて有意義な研修見学会は終わりました。

恵み野の駅前通や駅周辺もお花がいっぱいです。


恵庭市では7月12日(金曜日)13日(土曜日)に「めぐみの庭めぐり」を行い、恵み野のまちを循環バスが走ります。4つの停留所があり参加料500円で2日間どの停留所でも乗り降り自由です。昨年は800人の利用があったそうです。
この機会にぜひ皆さんも恵み野に行ってみませんか?
詳しくは恵庭市のホームページをご覧ください。
