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【団体紹介】やさしさ・ジェントル

 6月2日(水)、市立札幌病院ボランティアの会「やさしさ・ジェントル」園芸部を訪問しました。この日の作業は、プランターへの花の植込みです。
 プランターの数は約250個。花の種類はペチュニアやサルビア、インパチェンス、マリーゴールドなど20種以上、あわせて1000株もあります。


細長い四角形のプランターに植えられた花苗はさらに大きく育てられ、その後、病院敷地内の花壇に移植されます。


円いコンテナは、そのまま敷地内のあちらこちらに配置されます。


植え込みが終了したプランターにはたっぷり水をやります。


その後はゼラニウムなど鉢の植え替え作業をしました。


そしてお茶を飲みながらひと休み。この日作業にいらしていた方は15名ほどで、やさしさ・ジェントルの活動がはじまった1995年から携わっているベテランの方もいれば、今年4月に加わったばかりの方もいらっしゃいます。お菓子の差し入れを分け合ったり、自宅の庭に植える苗の入手場所を聞きあったりと和気あいあいです。


病院の玄関付近には、赤や黄色のチューリップが競うようにして咲いていました。さかりの時期は過ぎたようですが、鮮やかできれいです。


宿根草の花壇の中央には、車いすでもゆったり通れそうな通路があり、蝶々も舞い込んできます。



診察の順番を待つ患者さんが、院内から眺められる花壇もあります。


これらはみんな園芸部の人たちの取り組みの成果です。
やさしさ・ジェントルの園芸活動は、2009年度の札幌市都市景観賞などをはじめ、これまでにいくつもの賞を受賞していますが、なるほど、と納得します。

やさしさ・ジェントルでは、園芸以外にも、院内施設の案内、車いす介助、外国人への対応など外来患者さんの案内活動や、本の読み聞かせ、患者さんの話し相手など入院病棟でのふれあい活動、イベントの開催、絵や手芸の展示などさまざまな活動を行なっています。市立札幌病院の移転に先だって、1995年9月に発足したそうですが、150名ほどのボランティアの方がいて、10代から90代と年齢層も幅広く、それぞれが「できること」「したいこと」をされているそうです。関心のある方はぜひ問い合わせてみてください。



ジェントルフェスティバルのご案内

手芸品の展示やバザーをします。園芸部員が育てた花苗等の販売もあります。(収入はやさしさジェントルの活動費になります。)
◆日時:6月21日(月)11:30~13:00
◆場所:札幌市立病院 2階講堂
 TEL 011-726-2211(内線2281)

<問合せ先>
市立札幌病院ボランティアの会
やさしさ・ジェントル
〒060-8604 札幌市中央区北11条西13丁目
Tel 011-726-2211(内線2281)