中島児童会館花壇づくり~堆肥づくり講習と補植を実施
10月5日(木)に中島児童会館花壇づくりの活動がありました。

寒暖の差が大きく花壇の花の色も鮮やかになっていました。
この日は、中島児童会館花壇づくりで発生する植物残渣を使った堆肥づくり講習とパンジー・ハボタン・秋植え球根などで補植を実施します。
先ずは、中島児童会館で取り組む堆肥づくりとその手順や注意点について説明しました。

シーズン中集めていた植物残渣から、硬い茎や枝、混在していたゴミを取り除きます。
そして新しく積み上げる場所に、新しい植物残渣と元の堆肥とを交互に積み上げます。

軽く踏み固めて、また交互に積み上げます。

抜いたばかりの株の根元や長い茎などは、分解しやすいように小さく切って混ぜ込みます。そして、元の堆肥には植物残渣を分解する微生物が住みついているので、抜いたばかりの植物をただ積んでおくより堆肥化が早く進むよう、交互に積み上げます。
3層くらいに積み上げて、最後に水をかけて水分調整を行いました。
これから、冬を迎え雪の下でゆっくりと分解が進みます。雪解け後に一度かくはん(切り戻し)を行い、新鮮な空気を入れて再び分解を促進させるとよいでしょう。
次に、秋植え越冬パンジーとチューリップやスイセンなどの秋植え球根、ハボタンを花壇に植え込みます。


各班、最後まで残す花と宿根草とのバランスを考え、補植用の苗を植え込んでいきます。花壇の表情が変わりました。ハボタンは雪が積もるまでパンジーと一緒に花壇を彩ってくれます。
中島公園や中島児童会館のお近くへお越しの際は、ぜひまだまだきれいに咲いている花壇をご覧になってくださいね。
来春は、雪の下で越冬したパンジーとこの日植えたチューリップやスイセンが花壇を華やかにしてくれることでしょう。
今シーズンも、次回の片付けでひと段落。
その後は落ち葉を集めて腐葉土づくりと次のシーズンに向けての意見交換や花壇の計画に取り組みます。