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第28回茶話会「微細種子の種まき・育苗をマスターしよう」ご報告

3月3日(木)、札幌市公園緑化協会5階会議室で「第28回さっぽろタウンガーデナー茶話会 微細種子の種まき・育苗をマスターしよう」を行いました。

講師は、花と緑のネットワーク事務局の伊藤職員です。過去に小学校の授業や、自治体、地域団体主催の講習会などで種まき・育苗の講師を務めたことがあります。

今日は、小さくて扱いに気を遣う「微細種子」の種まき、ポット上げのコツを学びました。

作業開始前に、種の袋に書いてある花の特徴、発芽条件などについて確認しました。

今日使ったのは、「ロベリア リビエラミックス」という種類の花です。2cmほどの花がたくさんつき、ボリュームが出るので、コンテナガーデンや花壇の際などに最適です。

いよいよ作業開始です。
これが1人分の材料です。これと別に培養土を使います。

まずは平鉢に、すりきりいっぱい培養土を入れ、種が定着するよう表面を霧吹きで湿らせます。

そしていよいよ種の開封。

白い紙を折り、種をのせて、トントンと均等に播いていきます。

くしゃみや、鼻息で飛んでしまうので、慎重に・・・

播き終わったら種が散らないように、軽く手で押さえ、上に新聞をかぶせます。

これで種まき完了です。

次にロベリアの苗のポット上げです。
二葉はこんなに小さいです!

今回は生育が間に合いませんでしたが、本来はもう少し本葉が育ってから移植します。

今回はえんぴつの先を使った方法で行いました。ひとグループずつ、講師がやり方を実演します。

1本ずつ丁寧に、根が切れないように抜き取り、

すりきりいっぱい土が入ったポリポットに、人指し指の第一関節くらいの深さの穴を開け、えんぴつの先から苗を移し、根元を押さえて完成です。

今回はミックスの種なので、色が混ざってもよかったら、複数本になってもOKです。
細かい作業に苦戦しながらも、みなさんとても器用にポットへ移植していきます。

最後に、播いた後や育苗時の管理方法について説明を行いました。

質疑では、ポリポットの使い方や、徒長してしまった苗の扱い、ロベリアの株の大きさなどについて質問があり、伊藤職員が自身の経験を交えながらわかりやすく答えていました。

みなさんから勉強になったとお声をいただき何よりです!ぜひご自宅や地域などでチャレンジしてみてくださいね。
次回は3月9日に、追加開催ということで今回と同様の茶話会を行います!参加したいと思った方は、花と緑のネットワーク事務局までお問い合わせください!