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第18回さっぽろタウンガーデナー茶話会ご報告

3月18日(火)札幌エルプラザで「第18回さっぽろタウンガーデナー茶話会
連続園芸講座2 タネまきで植物を増やそう!」を行いました。

講師は前回2月18日に行った「第17回茶話会連続園芸講座1 接木をマスターしよう!」
の講師と同じく、手稲区タウンガーデナーの加藤清春さんです。

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この日はピートバンに“金魚草”と“プリムラ・マラコイデス”を播種しました。

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ピートバンはピートモスを圧縮して乾燥させ、板状にしたものです。
ピートバンにたっぷりと水を吸水させ使用します。
この時、表面だけ濡れていることがあるので、中までしっかりと水を吸わせます。

☆Before

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☆After

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タネの播き方にはパラパラ~っとばらまく「ばらまき」や
爪楊枝や竹串で筋をつけてタネを落としていく「すじまき」がありますが、
タネの量が少ない時は「すじまき」がオススメとのことでした。
その他にも「すじまき」の方が間引きが楽というメリットもあります。

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今回播いたタネはちっちゃ~いタネだったので、みなさん播くのに苦労されていました。
ちっちゃいタネは主に「好光性種子(こうこうせいしゅし)」と言って、発芽に光を
要するものが多いので、覆土はせずにそのままにしておきます。
(乾燥を防ぐために軽く覆土するという場合もあります)

金魚草やプリムラの発芽適温は20℃前後。
同じピートバンには同じくらいの発芽適温の種子を播くのもポイントです。

発芽までは温度と湿度が大事!
発芽適温を守りつつ、乾燥しないよう湿度を保ちます。
方法の一つとして、新聞紙を被せ、その新聞紙を霧吹きで湿らせる方法を
教えてもらいました。

発芽してからは徒長を防ぐためなるべく涼しい場所で管理をし、本葉が出たら根が
張り過ぎないうちにポットに移植します(移植の際に根が傷つくのを避けるため)。

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参加者のみなさんには播種したピートバンをお持ち帰り頂き、
ご自宅で育てていただきます。
芽が出るのが待ち遠しいですね♪♪

✿おまけ✿
講師の加藤先生恒例の植物クイズです!!
下の写真の植物は何でしょうか~??

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正解は・・・左が「綿(コットン)の花」、
右が「ミッキーマウスの木(オクナ・セルラタ)の果実」でした~☆