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ボランティアとはなんぞや

ホームページにUPしたい記事が2つほどたまっているのですが、
なぜだか画像がUPできなくて掲載を保留しています。
でも「ちゃんと活動してますよ」ということを伝えるために、
文字だけの記事ですがUPすることにします。

昨日、「ボランティアコーディネーター講習」なるものを受けました。
講師の方から教えていただいたことはいろいろとあるのですが、
ここに書き記すのは、私が講習を受けて考えたこと、
そして以前から感じていた私自身の経験を踏まえての
「ボランティアとはなんぞや」です。

「ボランティア」という言葉が使われるとき、
大きく分けて2つの意味があるのではないかと思うのです。
よく言われることなので、今さら書くまでもないかもしれません。

一つは、タダ働きの人手が必要な時、
あるいは無報酬でなにかをお手伝いする時に使う
「ボランティア」。
この場合、
「手もないし、お金もない」
「頼まれたからやろうかな」
「時間があるからやってもいかな」と、
何のためのボランティアなのか、
社会的な意義はあるのか、うんぬん、
といったことは、あまり問わない、問われない、
ということがままあります。

もう一つは、自発的な意思に基づく本来の意味合いにおいてのボランティア。
「やるたいからやる」
「必要だからやる」
「楽しくてたまらないからやる」etc。
この場合、無報酬なのはもちろん、
時には、自分でお金を出しちゃうことだってあります。

でも、この2つは、境界が明確じゃない場合もあります。
そして、最初は1つ目の「ボランティア」だった人が、
いつの間にか後者に変わっているということだってあります。

そして、実はボランティアは無報酬ではない、あってはいけない、と私は思います。
もし無報酬なら、継続することは困難です。
でもその報酬は、お金ではない、と思うのです。

「楽しい」「勉強になる」「社会参加してる感じがする」
「出会いがある」「関心が広がる」「感動する」etc

そんな金銭でははかれない報酬から、
自発性が生まれたり、さらに磨かれたりするのかな、と思います。

そして、ボランティア・コーディネーターに求められるのは、
いかに自発性を促すか、自発性を尊重するか、
ということだと思ったりします。

まだまだいろいろ思うことはありますが、長くなるのでこの辺で。