全国花のまちづくり札幌大会「レカンフラワー講習」報告
「全国花のまちづくり札幌大会」の一環で「レカンフラワー講習」が開催されました。札幌の木・ライラックを使っての講習会です。
会場入り口では、ライラックのかわいい鉢植えが参加者のみなさんをお出迎えしました。

「川下公園」の協力で、ライラックのパネルも展示しました。
ライラックはなんと3000種類もの品種があるそうです。
花の色、花穂や葉の形、樹形などバラエティに富んでいます。

押し葉作家のたけだりょうさんに講師をしていただきました。
初めての人にもわかりやすいように「レカンフラワーってなあに?」
というところから教えていただきました。

レカンフラワーは乾燥花ですが、平面的な仕上がりの押し花とは違って立体です。
立体の乾燥花といえば、ドライフラワー? と思うのですが、作り方も仕上がりも違います。
ドライフラワーは風通しの良いところに逆さにつるして作ります。乾燥の過程で褪色もします。
じゃあ、プリザーブド・フラワー? と思うと、これとも違うそうです。
プリザーブド・フラワーは元の色を抜いて、新たに色素を注入するのだそうです。
レカンフラワーは、独自の手法で、花や葉の形だけでなく、元の色を生かして乾燥されたものだそうです。
今回は時間の制約もあって、川下公園の職員の方があらかじめライラックのレカンフラワーを作って持って来てくれました。講習会では、そのレカンフラワーを、ピンセットを使って思い思いにデザインしました。

みなさん素敵な作品をつくりあげました。とても楽しくて充実したひと時でした。

今回講師をしてくださった、たけだりょうさんのギャラリーが以下のところに併設されています。押し花、レカンフラワーなどに関心のある方はぜひ足をお運びください。
◆六軒村エン・ロケン 笹本恒子写真ギャラリー
札幌市豊平区福住1条8丁目3-5
毎週 金・土・日 10:00~17:00(不定休)※予約制
TEL 011-855-7693