すっかり空が高くなり、日中でも長袖をはおりたくなるようになってきました。
秋なのですね。9月に入りました。
月初めですので最初はセンターだよりからお届けします。
下記をクリック↓↓↓↓↓してご覧ください。
今月の表紙:宿根カスミソウ
今月の作業:庭植えにした鉢花の鉢上げ、豊平公園の樹木達6、ほか
今月の表紙は宿根カスミソウです。
花壇用にもなっていますが、背が高くなるカスミソウは切花としてもよく見かけます。
大輪のバラとカスミソウ・・・という花束をイメージしてしまいますが、
カスミソウの生産は思いのほか多くないようです。
切り花として一年中見られるようになったのが近年、というのも意外でした。
今月の作業では庭植えにした鉢花の鉢上げについてです。
花壇に植えていた、多年草なのだけれど、耐寒性がなくて冬越しを室内で行うと
翌年も花を咲かせてくれる鉢花は実は結構あります。
一年草として売られている花苗も室内であれば越冬できるものがあり、
日照と暖かさがあれば、数は少なくても冬の間も花を咲かせてくれます。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
また、旧緑のセンター跡地の改修工事をしておりますが、
かなり工事も終わりに近づいてきました。
新しい広場としてお披露目できる日も近いと思いますので
今までバックヤードの中に立っていたメタセコイアをご紹介。
針葉樹見本園にも公園造成時に植樹された若い木がありますが、
旧別館講義室脇にあったこちらのメタセコイアは
今まで塀の上のほうしか見ることができませんでした。
この地に植樹されてから約70年。
はるばるアメリカから送られ、公園の変遷を見てきた樹木のひとつです。
さて、野草園のキレンゲショウマのご紹介。
先日、北海道新聞の夕刊でご紹介していただき、
今日も朝から見に来てくださった方がたくさんいました。

黄色やレモン色というより、小説で表現されていた「お月様色」という言い方がぴったりな
なんともやさしい色合いのお花です。
蕾はまんまるで生長するに従い、楕円形に。
咲くときは肉厚の花弁がちょっとねじれたようにラッパ型に開いていきます。
今年は昨年より多くの蕾をつけている気がします。

たくさん蕾があっても一気には咲かず、毎日少しづつ咲き進んでいきます。
大きな葉の緑とお月様色のコントラストはなんともいえません。
四国の深山の自生地まで行かずとも、地下鉄で来ることができるキレンゲショウマ。
小説の世界にちょっとだけ触れてみてくださいね。
キレンゲショウマを見ることができる野草園は
下の園内案内図に赤丸をつけた場所にあります。
《地図をクリックしてください》↓
キレンゲショウマはそろそろ見ごろ、といえるでしょう。
お天気にもよりますが、9月中旬~下旬まで楽しめそうです。
キレンゲショウマのブロックの横にひそかな人気のレンゲショウマも咲いています。

先日の雨のあとから花茎が倒れてしまい、支柱をつけています。
写真撮影にはちょっとお邪魔かもしれませんが
まだたくさんの蕾があるのに折れてしまっては楽しめなくなってしまうので、ご了承ください。
こちらも9月中旬頃まで楽しめそうです。
・・・でも、キレンゲショウマとレンゲショウマは似た名前ですが、
ユキノシタ科とキンポウゲ科でぜんぜん違う植物なんですよね。
ぜひ、見比べてみてくださいね。
アクセス—-☆—————–★————★————★——————
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利ですので、ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分。
・バス 「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間:8:45~17:15
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び12/29~1/3
電話:011-811-6568







