明日から8月です。暑い日が続き、夏真っ盛りな毎日が続いていますね。
夏に咲く花の鮮やかさは太陽の下でこそ、と思うと嬉しい日々ですが、
暑さには注意したいものですね。
さて、月が替わりますのでセンターだより8月号をお届けします。
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今月の表紙:ホオズキ
今月の作業:シュンギクの播種、マメシンクイガの防除、カイガラムシ類の生態など
日本の夏はこれ、という植物はいくつか挙げられますが、今月はホオズキです。
札幌ではホオズキ市は開かれませんが、それでも夏となるとお店でよく見かけます。
かくいう私もホオズキを見ると種と実を抜いて皮を鳴らして遊んだものです。
今月の作業はまだ間に合うシュンギクの種まき。
今からだと秋のお鍋にちょうど良いのではないでしょうか。
あと・・・ちょっと虫のお話の割合が多くなってしまいました。
エダマメはもうすぐマメの収穫なのに今卵を産まれては台無しです。
まずよく観察することが必要なことのようです。
カイガラムシは夏のこの時期にもよく発生します。
温度があるうえ、空気が乾燥する夏は外に置いている観葉植物でさえ気が付くとみっしり・・・
今の季節は外でこそげ落して水で飛ばすにはちょうど良いですよね。
ついでに水撒きもできるので気持ち良いかも。
でも、作業は人間の為にも植物の為にも温度の低い朝か夕方に行ってくださいね。
朝でも気温や日差しは意外にキツイので作業時は水分補給や小まめな休憩はとってくださいね。
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園内のお花の状況をお伝えします。
花木園ではモクゲンジが満開です。
木全体が黄色く見えるのですが、近くで見ると小さな黄色い花に赤いラインが入っています。
モクゲンジはムクロジ科モクゲンジ属の植物で、学名はKoelreuteria paniculata 。
豊平公園のモクゲンジは5~6mくらいですが、本来は10~12mになる落葉高木です。
右の写真のように枝が下まで垂れ下がっているので花の様子を見るにはうってつけかも。
去年より1週間くらい早いですかね~。
その花木園の横にあるリョウブも咲きました。
リョウブはリョウブ科リョウブ属Clethra barbinervis。
今年の冬に工事のために一時的に移植して、剪定もしたため
今年は咲かないかもしれないなーと思っていたのですが、
東側の一枝が咲いていました。来年はまたたくさん咲かせてくれるのでしょうね。
シラカバ林とアジサイもきれいですよー。
今年はアジサイの色が濃いような気がします。
お天気の良い日はここのアジサイやプールに近い四阿周りのアジサイの周囲は
カッコいいカメラを携えたお客様がたくさん見えています。
さらに野草園ではキカラスウリが咲いています。
左が花です。本来は朝に咲く花ですが、夕方でも花弁の網はしっかり残っています。
一日花なのでこの花は今日で終わり。右の写真の蕾は明日の朝咲くのでしょうね。
キカラスウリはウリ科カラスウリ属Trichosanthes japonica。
この他、野草園ではヘメロカリスが咲いています。
野草園と言えばキレンゲショウマ。
今日、一番進んでいる蕾がほんのり月色になりかけていることに気が付きました。
でも、もうすぐなのでしょう。こちらもこのままのお天気が続けば
去年よりちょっと早く咲くかもしれません。
さて、最後に。センターの裏にある赤い実。
これはキンギンボクの実です。別名をヒョウタンボクと言います。
実がヒョウタンのように2個くっついて見えることからきていますが、
実は有毒なので食べてはいけません。
今年はヒョウタン型ではなく左の写真のように1個だけのように見える実が多かったので
間違えそうです。注意してくださいね。
















