暑い中でも緑のセンターアトリウムでは日々様々な花が咲いています。
夜に咲く月下美人が咲きました。
本来、月下美人は夜中に咲き始め、明け方陽が昇ると同時に閉じてしまいます。
この月下美人は昼夜を人工的に逆転させて昼に咲くよう調整したものです。
メキシコ原産で、強く甘い香りがします。
開花調整はきっちり日にちや時間指定できるものではなく、今回は想定していたより遅めに開花。
とはいえ、半日ほどで終わるのが月下美人ですので、午後にはしぼんでしまうのでしょう。
花が短命だからこそ美しい花の代表格ですね。
アトリウムではほかにも、スイレンが咲いています。
上の写真は温帯スイレンの’ベイビーレッド’。
スイレンは3日間花が開いて閉じるを繰り返します。
上の写真の花は開花して2日目なので、明日開いたら終わってしまいます。
何品種か別々の鉢で育てているので次は違う色が咲いてくるでしょう。
夏の暑い時期に水の上に咲くスイレンは目で見て涼やかですね。
コチョウランも咲いています。
上の写真はコチョウランの花が咲いている様子だけですが、このコチョウランはアボガドの幹に着生させたものが咲いているのです。
コチョウランは鉢花で贈答用として売られているのをよく見ますが、本来は木に根を使って貼りつくようにして育ちます。
緑のセンターのコチョウランは水苔も使って着生させていますが、原産地ではこんな感じで育つということが見れますよ。
下の写真はカノコユリ。
ユリが咲くと夏らしい感じがしますね。
暑い日が続いていますが、季節ならではの花を楽しんではいかがでしょう。
なお、月下美人は開館時間内に開花したときだけの展示となります。
ご了承ください。
季節柄、駐車場が込みあうことが予想されます。
駐車場に停められる台数に限りがございますので、豊平公園へお越しの際は便利な公共交通機関をご利用くださいませ。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)










