園内でも大輪で色が鮮やかなエクスバリーツツジなどが咲き始め、初夏の彩となってきました。
緑のセンター2階でも、さつき盆栽の展示会が始まります。
5月29日木曜日より「さつき花季展」開催です。
上の写真は会場の中央付近。
大小のさつき盆栽が47点、山野草や添えの雑木なども合わせると合計102鉢の盆栽が並んでいます。
いずれも札幌さつき会の会員の皆さんが丹精込めて育てている作品です。
上の写真のように大型のさつき盆栽はやはり、迫力がありますね。
花が美しく見えるよう木の剪定をし、手入れをして咲かせます。
上の写真はさつきの懸崖仕立ての盆栽です。
さつきは旧暦の五月(皐月)の頃に一斉に花を咲かせることから名づけられたと言われています。
「皐月」は現代の6月頃にあたり、本州では様々な庭園でさつきが植えられ、ちょうど今時期花が見ごろとなってイベントが行われているようですね。
北海道では本州より半月ほど遅く咲くため、
展示会では開花を調節して咲かせたものを展示しています。
上の写真は「日光」という品種です。
サーモンピンクの花の中にところどころ濃いオレンジ色の花が咲いていますね。
さつきの特徴は、花色が豊富なだけでなく、
一本の樹に二色以上の花が咲く「咲き分け」などがあり、観賞価値が高いこと、
また生命力があり、育てる方の好みで樹形を仕立てやすいことなどから、
昔から愛好家に親しまれています。
上の写真は「難波錦」で、白地に紅の絞りの花が咲く品種ですが、
下の方の枝は白地に紅の絞り、中段は紅色、上段は薄ピンク色の花が咲いています。
こういった「咲き分け」はさつきの特徴の一つでもあります。
上の写真のように小さなさつき盆栽を使った席もあります。
上の写真手前は山野草や雑木の盆栽が並んでいます。
中央付近に黄色いフジのような花が咲いた鉢があります。キングサリです。
豊平公園の園内にもキングサリがあり、ちょうど開花していますので外で植えられたキングサリと、盆栽に仕立てたキングサリを比較しても面白いかもしれません。
イワチドリなどのこの時期に咲く山野草も楽しめます。
皐月に楽しむサツキの花盆栽。会員の丹精込めた姿と併せて、ぜひご覧になってください。
「さつき花季展」は
5月29日木曜日から6月1日日曜日まで(最終日は16時まで)
緑のセンター2階ミーティングルーム・ホールで開催です。
展示花期間中は会員によるサツキ苗や山野草などの
苗の販売があります(販売品がなくなり次第終了)。
会場では会員がサツキや盆栽の育て方などの相談にものってくれますので
この機会に是非どうぞ。
展示会期間中は駐車場が大変込み合います。
便利な公共交通機関をご利用ください。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)
電話 011-811-6568













