ここ数日記録的な暑さが続き、外を歩くのもしんどい日々でしたね。
今日は豊平公園付近は午前中はしっかり晴れていましたが、
午後になり真っ暗になってきて・・・雨が降ってきました。
地植え植物のためには長めの時間しっとり降ってほしいところです。
さて、野草園のキレンゲショウマ。
8月27日午前中現在、ようやく花茎の先の薄黄色の蕾が楕円形になってきました。
開花するにはまだもうちょっと大きくならないと、というところです。
昨年は8月28日には一番花咲いてましたから、今年はちょっと遅いようですね。
涼しくなってきそうですので、頑張って咲いてほしいものです。
その横のレンゲショウマは毎日2~3輪づつですが、咲いています。
このほか、ムスカリの小径で青紫色で八重咲のムクゲも咲いています。
背が高く、3株ありますが、なぜか毎年木の上の方で数輪づつしか咲かないので、
ちょっと見つけにくいかもしれませんね。
緑のセンターの警察署側の入り口付近では背高のっぽのまっ黄色のヒマワリが咲いています。
とても背の高い品種で、ロシアヒマワリとも呼ばれています。
一番てっぺんで大きな花を咲かせていますが、
展示しているヒマワリは背の高いもので250㎝近くあるので見上げないと花が見れません。
花のサイズも大きいこのヒマワリは快晴の青空が良く似合いますね。
緑のセンター内の植物は、夏らしく南国原産の植物が楽しめます。
2階常設温室では三尺バナナが咲いています。
ほぼ同時に実がついていくのですが、今年は実の間隔が開いているような気がします。
葉の中心から垂れるように花茎が伸びて、まず緑色の実がなり、先端には赤茶色の苞がついています。
この苞の間に花が並んでいて、受粉すると花後に実になり、やがて房になっていきます。
2階ホールではジンジャーリリーのオレンジの花が咲いています。
上の写真の手前は咲き始め、奥の方はだいぶん咲き進んでいます。
食べるショウガと同じショウガ科ですが、別な植物です。
ショウガの花は葉のある茎とは別に花茎が上がり、花は北海道ではほとんど見れないようです。
ジンジャーリリーは葉のある茎の先端に百合の小花のような花が咲くことから名が付いたようです。
ルーフガーデンの入り口では先日から開花しているアリストロキア ギガンティアですが、
今日のは顔ほどもある特大の花が咲いていました。
個性的な花ですが、これだけ大きいとちょっとグロテスクかもしれません。
蕾のうちは空気が入った大きな豆鞘みたいでそれも面白いのですが。
ルーフガーデンも大輪の花がありますよ。タイタンビカスです。
今年も赤、濃いめのピンク、薄いピンクとあります。
アメリカフヨウとモミジアオイの交雑から生まれているので、
寒さにも強く、花も大きくてたくさん咲くと豪華です。
夏を代表する花たちの饗宴を楽しんでみませんか?
まだまだ暑い日が続くようですので、
お散歩の際は熱中症対策をしてお越しください。
また、ご来園の際は便利な公共交通機関をご利用ください。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)
電話 011-811-6568













