今日は朝から雨が降り、寒さを感じる一日でしたね。
そんな中、準備をして、明日、10月25日から豊平公園では3年ぶりに
日本の秋を代表する花の一つ、「菊花展」を開催します。
札幌菊花同会の皆さんの作品、106点が並びます。
大菊3本仕立てや大菊1本仕立て、ダルマ仕立て、ドーム菊など7つの部門を設定し、
それぞれエントリーした作品を審査して各部門毎に金賞首席、金賞、銀賞などを決めています。
今年は展示の仕方を「花壇」風にしてみました。
部門に関係なく、背の高いモノから低いモノをひな壇状に並べて
ぱっと見て、いろんな仕立が見られる、全体的に迫力のある展示です。
豊平公園の菊花展では出品数が少ないので少し離れた感じになっていますが、
ちょっと引きで見ると、様々な品種の花や仕立が一斉に目に飛び込んでくる感じがします。
札幌菊花同好会の方にこの展示方法は？と提案されてびっくりしましたが、
こんな楽しみ方もあるんだと感心しきり。
一番奥に背の高い大菊3本仕立や大菊1本仕立、
その前にダルマ仕立やスプレー仕立を台に乗せて高さをだし、
一番手前は小菊で仕立てるドーム菊と呼ばれる仕立を置いています。
入賞した作品には出品札の下に「金賞首席」「金賞」などと書かれた札がついています。
これは、各部門の中での1番、2番・・・という意味になります。
豊平公園の展示会で見たことがない作品としてご紹介するのは
上の写真の一番手前にある，巨大なドーム菊。中心が黄色い菊になっています。
今回の自由部門に出品されたのですが、日の丸のようでもあるし、
菊の花の中心になるしべの部分のようでもありますね。
こんな仕立は初めて見ました。
普通は中央の黄色い菊は蒸れて枯れてしまうと思うのですが・・・すごいです。
もうひとつ変わった作品をご紹介。入口に置いてある花文字。
上の写真の文字は小菊の花だけで文字を作った作品です。
これは審査対象としなかったのですが、パソコンで文字バランスを取って作っているそうです。
菊は秋に楽しめる古典園芸の代表格。
伝統的な仕立も、迫力のある花壇展示もぜひご覧になってくださいね。
「菊花展」は10月25日火曜日から10月30日日曜日まで、
8時45分から17時15分まで、緑のセンター1階アトリウムにて開催です。
なお、展示会期間中ということもありますが、
日々紅葉も進んでおりますので、駐車場の混雑が予想されます。
公共交通機関をご利用くださいますようお願いいたします。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始（12月29日から1月3日）
電話 011-811-6568
