緑のセンター1階アトリウムで、本日、6月7日土曜日と8日日曜日の2日間
「斑入り植物展」開催です。
斑入り愛好会の皆さんが栽培する斑入りの植物55点を展示しています。
上の写真のように、斑入り植物は本来ある緑色の色素が欠けたり不足した所に黄色や白の模様が入り、葉っぱだけでも観賞価値の高い植物です。
このコウライテンナンショウは花にも白い斑が入っています。
斑の色もいろいろあり、斑の入り方も筋状やまだら状、覆輪などあります。
上の写真はオニシモツケ。白と濃いピンクの斑が入っています。
このように2色の斑が入ることもあります。
花が無い時期でも観賞価値が高く美しい斑入りの植物は野草だけでなく園芸植物、観葉植物にもあり、現代でも品種改良などで新しい斑入りの植物を見ることができます。
斑の入り方は個体によって異なるため、一風変わった植物がもてはやされた江戸時代に流行ったそうです。
上の写真はホオノキの斑入り。
豊平公園の園内でも今開花しているホオノキですが、黄緑の斑が入っただけで存在感ありますね。
自生する樹木でも斑入りはあります。
この他展示品にはマユミやヤクシマハイヒカゲツツジなどもあります。
上の写真は斑入りのアイヌネギ。ちょうど花が咲いています。
アイヌネギの葉は八百屋さんでも見かけますが、花はあまり見ませんよね。
小さいですが、ネギの花らしい形をしています。
上の写真は右からルイヨウショウマ、ヒメトクダマギボウシ、ルイヨウボタン。
ルイヨウボタンは葉が牡丹の葉に似ていることから、ルイヨウショウマはサラシナショウマに葉が似ていることからついた名だそうです。
どちらも目立つ大きな花ではありませんが、もうすぐ咲きそうな蕾が伸びていました。
山野草としてみても楽しめ、葉に斑が入ることで一鉢だけでも存在感があり、一般的な個体にない個性ある斑入り植物の世界に触れてみませんか。
「斑入り植物展」は緑のセンター1階アトリウムにて
6月7日土曜日、8日日曜日(最終日は15時まで)開催します。
会場では斑入り愛好会の会員による相談コーナーや斑入り植物の苗の販売コーナーがあります。
(販売コーナーは販売品がなくなり次第終了します)
2日間の開催です。ぜひご覧ください。
展示会期間中は駐車場が大変込み合います。
便利な公共交通機関をご利用ください。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)
電話 011-811-6568












