日々紅葉する樹木が増え、園内もどんどん秋めいてきました。
そんな中、緑のセンター2階ミーティングルーム・ホールで
「秋のミニ盆栽と山野草展」が10月18日より始まります。
札幌草樹会の皆さんが栽培している手のひらサイズの盆栽を
台や地板を使って里山の風景を模した席飾りや平飾り、17席が並びます。
シンパクなどの盆栽も手のひらサイズで、一番小さな鉢は直径2㎝程度しかありません。
サイズは小さいながらも広葉樹は赤や黄色に紅葉し、姫リンゴやガマズミ、ツリバナ等の実をつけたものもあります。針葉樹の盆栽もシャリが入っていて、大型の盆栽と遜色ない席が並んでいます。
下の写真のように小さな鉢には、草花等の草本も植えられています。
この草本植物を盆栽のように小さな鉢に植え、形を整えて育てたものを「盆草」と言います。
里山のすそ野に咲く秋の花を表しているので、席飾りでは主に低い位置に置かれています。
上の写真は席飾り。箱台や地板などで高さをつけて飾ります。
盆草は下の方の段に、箱台の一番上は里山の一番高いところに樹木がある、という風景だそうです。
下の写真のように平らにかざるのは平飾りと言います。
上の一席は極小盆栽が多く飾られています。
実は、この席だけでなく、他の席にも水石のほか、シカやウサギ、カエルなどの小物が添えられています。
中には小さなシシオドシや水琴窟かな?という飾りが添えられている席も。
里山にいる動物や木の葉の下にいる虫がいるのも、釣り人がいたり、誰かの日本庭園がある様子も表現できるのがわかります。
音は鳴らないようですが、そんな風景も見ることができます。
秋の景色を凝縮したミニ盆栽の世界を楽しんではいかがでしょう。
育て方や飾り方は会場にいる札幌草樹会の会員の方に聞くこともできます。
また、19日(土)9時半から15時には講義室で盆栽の苗やミニ鉢などの販売もあります。
お気に入りを見つけて一鉢育ててみませんか。
「秋のミニ盆栽と山野草展」は
10月18日金曜から20日日曜まで(最終日は15時まで)
2階ミーティングルーム・ホールにて開催です。
ぜひご覧ください。
展示会期間中は駐車場が大変込み合います。
ぜひ、豊平公園へは便利な公共交通機関をご利用ください。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)











