豊平公園の園内ではキングサリが黄色の花房を下げ、セイヨウシャクナゲが咲き始め、ナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)がたくさんの白い蕾をつけています。
季節が移り替わってきているのを肌で感じるようになってきましたね。
そんななか、緑のセンター2階では「さつき花季展」が6月1日木曜日から始まります。
「さつき花季展」は6月1日木曜日から6月4日日曜日(最終日は16時まで)まで、
2階ミーティングルーム・ホールで開催します。
札幌さつき会の皆さんが丹念に育てている大小のさつき盆栽やこの季節に花が咲く山野草・新緑が美しい雑木などの添え鉢、水石などで24席の席飾りと草ものの盆栽が35点があります。
抱えるほどの大きなさつき盆栽は朱色や白、ピンクなどの色の花で
木全体が華やかに色づきます。
一般的に一つの木には1色の花、もしくは一つの花の中にグラデーションや色違いの花弁がある植物がほとんどなのですが、サツキはの花は一つの木の中で2色や3色の花が咲く品種もあります。
「咲き分け」というのですが、上の写真でも一番手前の大きな盆栽鉢がそうで、
遠めでも白に近いピンクから濃い目のピンクまで一つの木の中で咲いているのがわかります。
上の写真は’彩晃’という品種で、細長い花弁で白やサーモンピンク、中間色のピンクの花が咲きます。
一つの花の中でも白地に赤紫色のラインが入る花、白い花、赤紫色の花が咲く品種などもあるのです。
上の写真は背を高くするように仕立てたさつき盆栽。
この品種は単色なのですが、花も変わっています。
花のアップが上の写真。’なるる’という品種です。
八重咲の大ぶりな花で濃いローズ色。こんなサツキもあるのですね。
上の写真は’白藤’。この品種は花がかなり小ぶりで、真っ白の花ばかり咲いています。
枝に雪がのったようです。
このほかにも様々な品種があり、見比べるのも楽しくなります
小さなサツキ盆栽やこの時期ならではの山野草なども並んでいますよ。
サツキはツツジ類の中でも開花が遅く、旧暦5月(今の6月頃)に一斉に咲くことからついた、とされています。展示会もその開花時期に合わせて毎年開催します。
今年も会員が丹念に美しく整えた樹姿に華やかな花が咲き誇るサツキがそろいました。
日本伝統のサツキ盆栽の展示会。ぜひご覧ください。
会場では、札幌さつき会会員によるさつきの育て方や盆栽の仕立て方、山野草の育て方などの相談コーナーがあるほか、
6月3日土曜日と4日日曜日には会場内でサツキ苗等の即売会も行います。
今回展示していない品種も準備していましたよ。
2日間のみの開催で、販売品がなくなり次第終了となります。ご了承ください。
「さつき花季展」6月1日木曜日から6月4日日曜日(最終日は16時まで)まで
2階ミーティングルーム・ホールで開催です。
展示会期間中は、駐車場が大変込み合います。
便利な公共交通機関をぜひご利用ください。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)
電話 011-811-6568













