日々風景の中の秋色が色濃くなってきましたね。
そんな中、明日、10月21日金曜日から
緑のセンターの2階講義室で「秋の風流盆栽展」が始まります。

風流盆栽会の会員さんの作品14席が並びます。
盆栽数だけで38鉢、水石や木彫りなどが17点、計55点の作品です。
大型の盆栽も棚に置かれた小品盆栽もゆったりと置かれていますので
見ているとつい時間が経ってしまいます。

会場には松柏類の大型盆栽、秋ならではの紅葉したカエデやツリバナなどの他、
真っ黄色に色づいたツルウメモドキの盆栽などが並びます。
実ものもけっこうあり、赤く色づいたガマズミやマユミ、小さな実の付いたカキもあります。

上の写真は、手のひらサイズの小品盆栽の一席。
針葉樹の盆栽や紅葉して実のついたツリバナなどが並んでいるのですが、飾り台も優美です。
この写真の右の台もちょっとすごいです。
木の根か幹がねじれて絡んでいる部分を使って作られているのではないでしょうか?
水石やこういった台なども盆栽の魅力の一つですよね。

上の写真の松の木姿がかっこいいです。
添えもシダのこけ玉ですが色合いもふくめて渋い感じの一席です。

上の写真はあえての落葉後の一鉢のある席。曲がりくねった樹姿もアリ、なのですね。
毎年、春と秋に集中して各盆栽の団体さん達が展示会をしてくれますが、
今年の秋の盆栽の展示会はこの秋の風流盆栽展が最後です。
この後もセンターでは他の植物の展示会は続きますが、
盆栽をじっくり見るには年内最後のチャンスです。
展示会期間中は会員が盆栽のお悩みに答えてくれる相談コーナーを設置します。
お悩みだけでなく盆栽談義もいかがでしょう。
「秋の風流盆栽展」は2階講義室にて
10月21日金曜日から23日日曜日までの9時から17時まで、
最終日は15時まで開催です。
秋の深まりを感じさせてくれる盆栽の展示会。ぜひご覧下さい。
1階アトリウムでは「現代押し花アート展」が同時開催中です。
こちらもぜひどうぞ。
園内の紅葉はどんどん進んでいます。

芝生広場横の園路から新芝生広場のメタセコイヤの方向の写真。
色々な樹木が紅葉してきており、ツツジや桜が赤くなっています。
白樺の黄色の葉の奥でオレンジ色に見えるのはメタセコイアです。

上の写真は駐車場横のミナズキ。
咲き始めは真っ白でしたが、紅葉の時期になると陽の当たる部分から濃いピンクに変化します。
下の方から見るとまだ一部が白っぽいですよ。

上の写真は同じく駐車場のナナカマド。
真っ赤ですね。今年の実は大粒な気がします。

上の写真は花木園のツルウメモドキ。
黄色に熟した実が割れて中の赤い果肉が見えています。
目の高さで見れますので見てみてくださいね。
イチョウなどはまだですが、季節がどんどん進んでいるのが分かります。
おさんぽがてらぜひご覧下さい。
なお、展示会期間中ということもありますが、
日々紅葉も進んでおりますので、駐車場の混雑が予想されます。
公共交通機関をご利用くださいますようお願いいたします。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)
電話 011-811-6568






