4月になり、いよいよ新年度がスタートしました。
昨年は新型コロナウィルスの影響により、多くの展示会や講習会が中止となってしまいましたが、今年度は感染予防対策をしっかり講じた上で、皆様に緑あふれる生活をお届けできればと思います。
4月の表紙はキンギンボク
別名をヒョウタンボクとも言い、どちらの名前も花の咲き方や実の形から名付けられた植物です。
特徴的な実は、赤い可愛らしい実ですが、有毒なのでご注意を。
今月の作業は、冬囲い外しや畑の準備が始まります。
果樹などの病害虫予防は、芽が膨らみ始める前にマシン油乳剤や石灰硫黄合剤等の散布を行いましょう。
畑は耕起・施肥・整地した2週間後に種を直播します。
その他の播種も、適温に注意して種まき・育苗しましょう。
芝生の管理については、昨年のセンターだより4月号のQ&Aでも触れていますので、参考にしてみてください。(昨年の記事)
Q&Aは堆肥袋に表示されている"炭素窒素比"について
炭素窒素比を見ると、堆肥の分解(熟成)程度が分かります。
市販の堆肥の多くは畑へ使用するのに適した状態になるよう、炭素窒素比30前後の堆肥が販売されているようです。
一つの目安として、堆肥を使用する際に確認して見てください。
講習会について
新年度の講習会は4月11日から申し込み受付を開始します。
4月18日 宿根草講座①「トレンドの植栽デザインに使いたい宿根草」
10時00分から12時00分
参加費:500円
定員:20名
イコロの森のヘッドガーデナー高林初先生を講師にお招きし、宿根草についての知識やお庭に合う宿根草選びなどをお話しします。
4月20日 アザレアなどの鉢花管理
13時30分から15時30分
参加費:200円
定員:20名
鉢花の春の植え替えを中心に、アザレアやポインセチアなどの管理についてお話しします。
4月21日 クンシランの植え替え
13時30分から15時30分
参加費:200円
定員:20名
クンシランについて、春の植え替えやその用土についての知識や、置き場所や遮光などの管理についても講習します。
4月25日 バラつくり実践講座①「バラの剪定とその後の管理」
10時00分から12時00分
参加費:500円
定員:20名
イコロの森代表の工藤敏博先生を講師にお招きし、春の老化枝・凍害枝の除去などの剪定ポイントやその後の管理についてお話します。
4月27日 小果樹の楽しみ方
13時30分から15時30分
参加費:200円
定員:20名
ハスカップやブルーベリーといった小果樹について、苗選びから施肥、仕立て方などの管理方法を説明し、小果樹の魅力をご紹介します。
4月28日 有機栽培の土づくり
13時30分から15時30分
参加費:200円
定員:20名
農薬・化学肥料を用いないで作物を栽培する有機栽培について、土づくりから学んでいきます。土壌中の肥料分やPHなどを適度に保ち、土中微生物の生活を妨げない環境づくりを講習します。
4月29日 葉もの・根菜の育て方
13時30分から15時30分
参加費:200円
定員:20名
ホウレンソウ、コマツナ、シュンギクといった葉もの野菜や、ダイコン、ニンジンなどの根菜の育て方について、それぞれの栽培のコツや病害虫対策などについてお話します。
5月5日 果菜(実もの野菜)の育て方
13時30分から15時30分
参加費:200円
定員:20名
トマト、キュウリといった果菜(実もの)野菜の育て方について、基本的な知識やトマトの生育が強いとき、弱いときに合わせた整枝方法などを講習します。
5月15日 春の自然観察会
10時00分から12時00分
参加費:200円
定員:15名
持ち物:筆記用具、双眼鏡(図鑑やルーペ等をお持ちの方はお持ちいただくと役立ちます)
自然ウォッチングセンターの方をガイドにお呼びして、豊平公園の春の自然観察を行います。双眼鏡等を用いて園内の植生や野鳥観察を行います。
※小雨決行ですので、雨具の用意や暖かな服装でお越しください。
以上の講習会は、4月11日(日)から受付を開始します。
お電話で申し込みできますので、ご興味のある方は豊平公園緑のセンターまでお電話ください。
豊平公園緑のセンター
011-811-6568
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス 「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間:8:45~17:15
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び12/29~1/3
電話:011-811-6568















