今日は暖かくて、クリスマスっていう雰囲気でもありませんでしたが、12月に入り街中もクリスマス色になってきていますね。
明日から豊平公園緑のセンター内もクリスマス色に染まります!
年内最後の展示会、毎年うちのスタッフからボランティアさんまで一丸となり、クリスマスリースや飾りを手作りします。
今年はピンクがテーマカラー。ピンクの毛糸でポンポンを作ったり、ピンクが引き立つよう茶系やゴールドのリボンなどを使いました。
朝からボランティアさんと共に飾り付けをしていると、1日早いフライングなお客様やお散歩途中の方が窓越しに覗いていくのがちらほら。
なので、どんな風に見えているのかと窓越しに中の様子を撮影してみました。
こんな風に見えるんだ~キラキラしてますね。これなら何やってるの?と覗きたくなる気持ち、わかります。
正面玄関右手には1つ目の大リースが皆さんをお出迎えします。
玄関を入ると
毎年恒例、所長お手製のクリスマス飾りが。テーマは「かがり火」だそうです。落ち葉などを使って燃える火を表現しています。
どのリースや飾りも材料は園内で手入れ時に出た花がらや落ち葉、どんぐりや松ぼっくりなどは秋にボランティアさんと採取して乾燥させたものを使用しています。
今年は台風と地震が連続して起きたため園内の倒木処理で立ち入り禁止区域があったり、その処理業務で花がら摘みなどの通常業務が遅れてしまい、いつもの年よりリース作りの材料、特に色味が少なく、作製に苦労しました。
このリースは販売していて、好みのリースを購入したいお客様からのお問い合わせ電話が多数。早い者勝ちです。
そしてこの写真の右端に注目!
角を生やした何かがいる!
枝やフジづる、木の実やアジサイなどを使って作った、ボランティアさんの力作、トナカイさんです!
写真だと可愛さがイマイチ伝わりませんが、実物を見ると♡是非会場に会いに来てくださいね。
そしてトナカイさん越しに見える2つ目の大リース
テーマカラーのピンクを配したリース。一番下に青い木の実が見えますね。
これ、「旅人の木」の実です。タビビトノキ?なんじゃそれ?
タビビトノキは和名で、別名オウギバショウ。マダガスカルに1種だけ分布するバショウ科の植物です。葉鞘に溜まった水を旅人が飲んで渇きを癒したことにちなむそうです。その種の色は綺麗なコバルトブルーで「種子の宝石」とも言われます。
今はあるかわかりませんが、羽田空港第2ターミナルが出来た頃、エスカレーターで出発ロビーへ上がる吹き抜けロビーにタビビトノキの大きな鉢がありました。植物園の大きな温室ではよく見かけましたが、まさか羽田空港ロビーにあるとは思わなかったので、驚いた覚えがあります。
2階の高さまで伸びるタビビトノキの実、これも会場で自然のものとは思えないコバルトブルーをご覧下さい。
話しは脱線しましたが、暗くなると昼間とまた違った幻想的な雰囲気になります。2階にはクリスマス展を見下ろすようにテーブルセットが用意されています。ゆっくりコーヒーを飲みながら鑑賞するのもよし、告白に使うのもよし。いい雰囲気の中、どんな告白でもOK貰えそうですよ♪
おまけ
正面玄関入って受付前
金のなる木が開花中!
ズームすると
小さいですが、薄ピンクで星型の花が咲いています。金のなる木に花が咲くの!?と驚いて立ち止まる方が多いのですが、ちょっとしたコツがあるんです。それは8~10月まで極力水をやらずに乾かします。葉がシワシワになって水をやりたくなる衝動に駆られますが、やっても月1回水をあげる程度に我慢します。11月に入って水をやりだすと徐々に花芽が付きます。来年、試してみてくださいね。
クリスマス展は
平成30年12月4日(火曜日)から12月24日(月曜祝日)まで
8時45分から17時15分まで(販売は9時から17時まで)
※リースは事務所受付にて、ポインセチアやシクラメンは売店にて販売
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び12月29日から1月3日
電話:011-811-6568

















