朝の気温はぐっと下がり、雪が降りそうなほどの冷たい雨が降っていますね。
このまま冬に向かってしまいそうな日々が続いています。冬支度を進めるためにもぜひ晴れ間が欲しいところです。
さて、11月のスタートです。センターだよりをお届けします。
センターだより11月号
センターだより11月号をお届けします。
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今月の表紙は冬囲いについてのお話しです。
公園は冬囲いをする量が多く、終わらせる時期が決まっているのでもう始めていますが、行う本数が少ないお庭ではこれから行う作業です。
冬囲いは日本独特の作業のようで、海外で行っているかどうかの資料がほとんどないそうです。
聞くところによると、海外で沢山雪が積もる場所にはあまり人が住んでいない、ということもあるようですね。
まずは枝が折れたりしないよう守るためにもそろそろ準備を始めましょう。
もっとも、葉がいっぱいついているような時期はまだ早く、そのまま縛ってしまうと逆に蒸れてしまうこともあるので、早すぎには注意してくださいね。
園芸作業も入室や冬囲いの項目がほとんどをしめています。入室の際には、いきなり暖かいお部屋へ入れないで、まずは寒い部屋からならして入室していきましょう。
紅葉情報
園内の紅葉はずいぶん進んできました。
今日とても綺麗だったのは新芝生広場(旧センター裏)のイチョウです。
午前中の一瞬の晴れ間に撮影できました。木全体が真っ黄色です!
下から見上げると、
今日の朝の寒さでも落ちずにむしろ黄色みが濃くなった気がします。見頃は今がジャストのようです。
また、人気のある紅葉スポットの一つである芝生広場の中央に1本だけたつノムラカエデもかなり良い感じです。
実はよく見るとまだ葉の黒っぽい部分も見えるのですが、木も赤く、その下の地面も赤い葉に覆われています。見応え有りますよねぇ。
これから葉がどんどん落ちるのがもったいないくらいです。
他にも真っ赤になっているのが新芝生広場周辺のドウダンツツジ。
丸く刈り込んだ表面に残る葉が真っ赤。ドウダンツツジやサラサドウダンツツジなど意外に紅葉綺麗なのですよ。今年は特に綺麗な気がします。背の低い花木で花も楽しめて、秋の紅葉を楽しめる木は2度おいしいのが魅力です。ツツジ類は落葉してから冬囲いします。
今色の変化が始まっているのは花木園の南端にあるシダレモミジです。
緑の葉の表面から色が変化しています。この木はいつもはもっと黄色く変化し、一部オレンジ色になる・・・と思っていたのですが、今年はオレンジ色を通り越して赤くなってきました。ツツジのような赤さにはならないと思いますが、この先どれくらい変化するのか楽しみです。
実は上の写真の左隅にまだ赤黒いシダレモミジが写っているのですが、こちらはいつもは真っ赤に紅葉します。今年はまだ変化していませんでした。
両方が一度に色づくとすごい綺麗なので、早く紅葉しないかなー。
早くから紅葉・黄葉していた樹種はどんどん落葉しています。
シラカバ林もすっかり葉が落ちてしまいました。
もう少し空が青くて、私の腕が良ければ、少なくなった葉の黄色と樹皮の白と空の青さが秋の進みを伝えてくれる風景だと思うのですが、残念。
日々寒さが強まってきています。冷たい雨の降ることも多いので、公園へ散歩される際や庭での冬支度されるときは暖かい格好で!
また、緑のセンター内では「菊花展」を11月4日日曜日まで開催中です。秋ならではの菊の饗宴と伝統の技術をご覧になってくださいね。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分。
・バス 「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間:8:45~17:15
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び12/29~1/3
電話:011-811-6568












