11月に入り、朝晩寒く、日中は暖かい、そんな日が続いています。
これからどんどん寒くなっていくのでしょう。
そんな外の寒さをよそに暖かな緑のセンターでは7日(火)より「洋ラン展」が始まります。

北海道蘭友会の皆さんが丹精こめて育てた各種洋ラン、87鉢の豪華な饗宴です。
豪華で色も豊富なカトレア、花がたくさん並んで咲くファレノプシス(コチョウラン)のほか、
花弁の一部が袋状のパフィオペディルム、花弁の網目模様が独特のバンダ、
これもラン?と思うような不思議な形の花をした原種などが並び、
1階アトリウムは見た目も豪華絢爛、そして何より、香りがすごいです。
36回目の今回も搬入後に審査を行い、
大賞である蘭友会会長賞や準大賞、優秀賞、優良賞などが決まりました。

上の写真中央のひときわ背の高い紫の花をつけたランが今年の一番である、
蘭友会会長賞になった バンダ”バンコク ブルー”で、橋本寿子さんの作品です。
花の部分をアップにしてみると、

濃い紫色に薄紫の模様が入っています。
賞を決める前に並べていた段階でも目を引いていました。
花茎も多く、それらのたくさんの花が同時に咲いています。
2位にあたる準大賞も橋本寿子さん。
カトレア フェスティバルクイーン”ハゴロモ”

やさしいピンクとリップの濃い赤紫がきれいなザ・カトレアな雰囲気ですね。
審査基準は花の数だけではないのですが、多い方が得点が高いようです。
3位にあたる優秀賞には森川治郎さんのパフィオペディルム アルメニアカム。

こちらはパフィオペディルムの原種の一つで中国原産とのこと。
花弁全部が真黄色で濃い緑の葉に白っぽい斑が入っていて、より花色が引きたてられています。
他にも初めて見る原種や様々な種類の洋ランを見ることができます。

今回は洋ランで作った押し花の作品も出ています。

この種類の洋ラン(たぶんパフィオペディルム?)の押し花は珍しいのではないでしょうか。
こちらもぜひご注目。
「洋ラン展」の展示会期間は11月7日(火)~12日(日)です。
最終日の12日は16時までとなりますのでご注意ください。
また、展示会期間中は北海道蘭友会の会員による洋ランの相談コーナーも開設します。
こちらは10時~16時です。洋ランのお悩みのある方はぜひこの機会にどうぞ。
さらに、11月11日(土)13時30分から、北海道蘭友会会長の森川治郎氏による
「洋ランの冬の管理」講習会を開催します。
参加費は無料ですが、お申込が必要です。
豊平公園緑のセンター(011-811-6568)へお電話いただくか、管理事務所窓口へお越しください。
お席にまだ余裕がありますので、ぜひご参加ください。
豪華で、芳しく、不可思議な洋ランの世界にぜひ触れてみてください。
アクセス—-☆—————–★————★————★——————
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分。
・バス 「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間:8:45~17:15
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び12/29~1/3
電話:011-811-6568
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