雪がない状況から一変、12月らしく真っ白な景色となりました。
それでも、日が照ると暖かく、ちょっと動くと汗ばむことも。
そんな日が続いたせいか、今年はドンベヤの花が咲き始めました。
大きな葉の陰でちょっと見づらくなっていますが、
たくさんの蕾が塊でついていて、中心の真下の方から2輪、ピンクの花が咲き始めています。
ドンベヤは学名Dombeya wallichii(ドンベヤ ウォリッキー)で、
アフリカ東部、マダガスカル原産のアオギリ科の常緑木本です。
樹高は3~10mにもなる木で、大きな葉はふわふわの毛があり、直径20㎝以上にもなります。
豊平公園では大きな鉢に植えてあり、小さく育てているので1.6mほどの高さなので、
お花は目の前で見ることができます。
枝の先端に蕾が塊でつき、濃いピンクの花が満開になると、
花のぼんぼりがぶら下がっているように見えます。
そして、花が咲くと甘くスパイシーな香りがとても強く感じられます。
この先、満開になるとこんな感じに↓↓↓(写真下は平成25年のもの)。
これでも花の塊としては小さい方で、20から30個ほどの花が集まっています。
お天気と気温次第ではこのような状態には・・・12月末にはもうなるかもしれません。
例年ですと、満開は1月中旬なのですが、
その時は年明けてから1輪・2輪咲いてきた、という感じだったので、
いつもよりは早い満開となりそうだなーと思っています。
とはいっても、現在、蕾の塊は10個ほどあり、そのうち、咲き始めているのが6個。
年末からお正月明けまで楽しませてくれるのではないかと思います。
今は花が少ないのでまだほんのりですが、甘い香りも近くへ行くとわかりますよ。
実は、秋からしばらく、満開になったら、こんな感じですよ、という事で
手作りの紙のお花を下げていたのですが、まだ一つだけ、残してあります。
展示室で見かけたら今は数輪だけど、満開になったら・・・という想像をしながらご覧ください^^。
さて、雪に包まれた園内。
昨日の朝は園内の木の枝葉にたくさんの雪がついてきれいでした。
でも、この後、お天気が良くなり、かなり雪も落ちたのですが、
まだたくさんの雪が残っています。
残った雪は今日の寒さと風でかなり凍り付いてきています。
園内で木の下を通る際は、木からの落雪にご注意ください。
葉のない木もまだ雪が残っていますのでご用心を!
今年も、もうあと2週間をきってしまいました。
お忙しいとは思いますが、公園にも暖かい恰好で遊びに来てくださいね。










