10月8日(火)から「セントポーリア展」が始まります。
北海道セントポーリア愛好会の皆さんの栽培品83点が展示されてます。
豊平公園では8回目の展示会。
花の色が縞状に入る「ストライプ」や、
盛り上がったように葉が茂り、その間から花茎が長くのびる「トレイル」、
株も葉も花も小さい「ミニ」など5つのセクションと
初めて出品する「ビギナー部門」で構成され、コンテスト形式で展示します。
セントポーリアはアフリカ原産でイワタバコ科の植物です。
一年を通して花を楽しむことができますが、比較的一定した温度で育つため、
今年の夏のように暑い日が続くとうまく夏越しができず
長年育てている方でもキレイに咲かせることはとても難しいそうです。
それでも花も葉も美しい状態に育て上げた力作が並びました。
コンテスト形式ですので、厳しい審査基準をもとに順位が付けられています。
今年の上位入賞作品はこちら
↑中央の濃い紫色の花、葉に白い覆輪の入った「マルジクラマッドネス」という品種の鉢が
今年の一番である「札幌市長賞」に輝きました。
その奥隣りの白と薄紫の花の鉢が「愛好会会長賞」、
写真手前のこんもりした株にたくさんの花が咲いている(トレイル)鉢が「横山安行賞」です。
いずれもセクションが異なりますが、どれも花が多いだけが上位入賞というわけではないそうです。
花の数ももちろんですが、どの方位から見てもきれいにたくさんの花が見えることや
葉の出方がバランスよく出ていることや下の段の葉も上段の葉と葉の間にあるとか、
葉に傷や終わった花の跡が見えないかなどたくさんの基準項目があるそうです。
上位に入賞した鉢もさることながらコンテストに出品する鉢ばかりが並んでいますので
素人目にはどれも素敵な作品ばかりに見えます。
花色や花形、葉の色や葉の形まで様々なので、見るだけでも楽しめる展示会です。
展示会期間中は愛好会会員による相談コーナー(9:00~16:00)もありますので、
ぜひお越しいただいて、育て方のコツなど聞いていただけたらと思います。
また、10月12日(土)13時30分から愛好会会員を講師に迎え
「セントポーリアの育て方」講習会を行います。
参加は無料で、お申し込み受付中です。
初めてだけど育て方は難しそう、とお考えの方や育て方にお悩みの方も是非ご参加ください。
お悩みの一鉢がありましたらお持ちいただくとよりわかりやすいかと思います。
展示会は10月14日(祝月)16時までです。
思わずため息が出る展示会をぜひ見に来てくださいね。
展示会期間中は駐車場が込み合うことが予想されますので
最寄りの公共交通機関をご利用くださいますようお願いいたします。
地下鉄東豊線『豊平公園駅』出口2・3番より約4分








