5月30日日曜日、薄曇りの天気の中、遅咲きの「四季藍」が満開でした。
遅咲きのライラックは、葉の形も花も様子もフレンチライラックとは随分違っていて、名前がついていないとライラックだとは思われないかもしれませんね。
「四季藍」は作出年が1989年と新しい品種で、1993年に札幌に招いた中国科学院植物研究所植物園のざんしゅういん(Zan Shu-Ying)研究員が作出したものです。明るいピンクの可愛い花です。
四季藍は遅咲きの中でも開花は早い方で、他の遅咲きのライラックはまだ咲き始めたところです。
紫色の花のメヌエット。
つぼみの時は濃いピンク、開くと淡いピンクのコントラストが美しい、ミスカナダ。
こちらも淡いピンクのジェームズマクファーレン。
遅咲きの中では珍しい白い花のアグネススミス。ジェームズマクファーレンと不明種の交配から生まれたそうです。とても可憐な花ですね。
野生種のウスゲシナハシドイ。
18世紀末に、フランス人宣教師が北京郊外で発見したもので、野生種では最も美しいハシドイと言われています。
そして、ライラックに合わせるように、道路際でひっそりと咲いているコトネアスターの花です。

















